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社会貢献系NFTを活用して建てられた雨水貯水タンクで、ウガンダの村人の暮らしは実際どう変わる?
皆さん、こんにちは!
Savanna Kidz運営チームのMinamiです。
前回のnoteでは、2022年2月に開催されたSavanna Kidz NFT先行販売の売上金で、ウガンダの村に雨水貯水タンクが建設され始めました!という話をしました。
Savanna Kidzが販売するNFTアート作品が「社会貢献系NFT」と呼ばれる所以も、
NFTの売り上げがこのようにして新興国地域の発展のために使用されるという点にあるのですが、
それじゃあ実際このNFTによって、どこに住んでいるどのくらいの人のどんな生活が、どの程度良くなっているの?
というのが気になるポイント。
今日はそんな疑問に向き合っていきます!
ウガンダ南西部カルング村ってどんなところ?
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こちらの赤い部分が現在雨水貯水タンクを建設中のウガンダの村、カルング村。
がある、ルバンダ県です!
ルバンダ県の中には7つの郡があり、
そのうちのハムルワ郡という地域の中にさらに7つある小教区("Parish":キリスト教の行政単位)のうち
ム・プング小教区と呼ばれる区域の中に17ある村の一つが「カルング村」(!!!!!)となります。
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っっふぅーーーーーー・・・(口から吐く)
「ウガンダの大統領じゃなくてよかっったぁ〜!!」なーんて、見当違いも甚だしい安堵感を抱いてしまいますね。
だってこんなに区分が細かかったら!一つ一つの村のことまで把握し切れませんよ・・・!!!(号泣)(だからそれはあなたが心配することではない)
ちなみに、カルング村の現地住民&活動家アンドリューさんによると、ハムルワ郡の中にある村の数は計19だそうです。
<カルング村の基本情報>
・面積:ハムルワ郡(91.2㎢)= 19の村 > カルング村(単純計算で4.8㎢)※日本で一番小さい市「蕨市」の面積が5.11㎢
・世帯数:235世帯*
・人口:約1300人*
雨水貯水タンクの建設が決まった背景
約235世帯1063人の人々が暮らすカルング村。
そもそもどうしてここに貯水タンクが建設されることになったのでしょうか?
それは、カルング村には井戸も貯水タンクもなかったから。
カルング村の人々は、大人も子どもも毎日6km離れた川まで山道を歩いて水を汲みに行かなければならなかったんです!
しかも、そこまでしてやっと汲んだ水も清潔ではない。
病院もないカルング村の住民にとって、綺麗な水を安全に確保できる環境を整えることは最重要課題のひとつでした。
ちなみに雨水貯水タンクの設置の他には、
コミュニティ内の交通の利便性向上のためのバスの購入と、
村貯蓄貸付組合(VSLA)を通して貯金文化をコミュニティに根付かせるための銀行システムの開発が
カルング村の住民によって提案されていました。
雨水貯水タンクの建設で、カルング村の住民の暮らしは実際どう変わる?
そんなカルング村に建設されることになった貯水タンクですが、
その機能性や、村の発展への貢献性はいかに??
<貯水タンクの詳細>
Q:NFT売り上げで集められた資金でいくつのタンクが作れますか?
A:15タンクです。それぞれ5,000リットル貯水できます。一つのタンクで3世帯カバーできる見込みです。
Q:タンクにはどのように水が貯水されますか?
A:雨季に集められた雨水がタンクに貯められます。乾季には、池から手動で水を組み上げ、タンクに貯水することもできます。
Q:タンクの製造にはどのような材料が使われますか?また誰が工事しますか?
A:コンクリートで製造します。専門のエンジニアの監督の元、工事は進められます。
Q:タンクは何年使用できますか?
A:適切なメンテナンスを行うことで、20年以上使用できます。
Q:貯水タンクの設置工事によって、現地で新たな雇用が生まれましたか?
A:13人の村人が雇用され、専門のエンジニアと共に働いています。
カルング村に住む1000人以上の住民全員が、清潔でない水を確保するために毎日片道6kmの山道を歩かなければならなかったという状態が、
一度のセールによるNFTの売り上げで「村の半数以上、約45世帯の住民が清潔な水に安全にアクセスできる」という状況に変わりつつある。
しかも、その変化の過程で村内で新たな雇用が生まれている!
そんな好循環が2ヶ月という短期間で実現しています。
実はこのスピード感には、冒頭で出てきたカルング村の行政区分の細かさが大きく関係しているのですが・・・その話はまた別の機会に♪
今後も、Savanna Kidz NFTがNFT購入者と現地住民と共にカルング村で巻き起こす奇跡に、乞うご期待!!
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