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vol.59【苦悩を愛することが創作になる】

【文章制作におけるヒラメキと苦悩】

noteは “モノ書き好き” が投稿しています。

でもあなたは、イザ、「書きたいな」と思っても
・何を書けばいいか
・どのように書けば良いか
で悩みませんか?

ネットを見てたら、
・サクッと
・簡単に
・たったこれだけ
など、さも簡単そうに文章が仕上がるようなと広告が多いです。

しかし、文章を書くのは結構大変です。
それはやるとよく分かるはず。

特に物語を書くのは非常に大変で、
AIのフレームワークで作っただけでは、感動は全くありません。

やはり、
・感動
・メッセージ性
は、人間にしかないもの
で、
人間にしか作り出せないモノだろうと思います。

【小説家、作曲家、画家、生み出す者の苦悩】

あなたも川端康成、芥川龍之介、チャイコフスキー、ベートーベン、シューベルトなど、素晴らしい創作をした人たちの足跡(そくせき)をたどれば、

みんな精神が破壊されているのを知っていますか?

それは、
・感動あるモノをつくろう
・神ってるモノを作ろう

とする中での苦悩に原因があるのです。

やはり、世代を超えて残るようなモノを作ろうとするなら、それだけの熱量がかかっているのです。

【スティービーワンダーさんも一つのアルバムを作るまでに3000曲作って選ぶ】

あなたもスティービーワンダーさんを知っているでしょう。

スティービーワンダーさんは、
1つのCDを作るのに3000曲作って選ぶらしいです。
(ドラマーの黒田和良先生が言っていました。)

そういえば、秋元康さんも「ヒット曲を生むには1000曲書けば良い」、と言っているらしいですね。

それだけやれば、ノウハウ以上に実績が積まれますから当然なのでしょう。

でも、そこまでの数、量、熱意、集中力、体力、社会的軋轢をこなしてあなたはやれますか?
しかも、作っても売れる保証はありません。
大抵の人たちは、普通挫折せざるを得ないでしょう。

【セールスコピーライターも多少似ている】

私はセールスコピーライターであって、小説家ではありません。

しかし、
クライアントの心情や売って欲しいモノを文章にするとき、
どうしても“私が”生み出さないといけないのが、“心情の言語化”です。

クライアントさんはみんなビジネスマンであり、
交渉や対面営業は出来ます。
ネットビジネスの方でも、プレゼンテーションは出来ます。

しかし、
人がモノを買うのは、どこかに
・感情が動かされるモノがある
・感動がある
・共感がある
・憧れがある
・夢を感じる

など、
・心に響く何か
・魂を揺さぶられる何か

があるのです。

それを人に伝わる様に語れるクライアントさんなんていません。
それを文字で表現できるクライアントさんなんていません。

そこをやるのがセールスコピーライターです。

でも、感動を生み出すのって上出の“創作する者”の苦悩が多少はあるのです。

【どうやって生み出すか?】

では、どうやって生み出すか?
手法は人によって違います。
でも共通していることがあります。

それは、

・孤独に苦悩する時間を越えた先に生み出されている

と言う点です。

たとえば
瀬戸内寂聴さんは、文章を書くときに1ヶ月旅館に籠もり、始めに40冊くらいの小説を読みあさります。
その後、一気に書き上げるとのこと。

ある出版者の売れっ子ライターさんは、
ゴルフ三昧4日→
パチンコ4日→
こんなことやってたらダメだー→
一気に書き上げる

とのこと。

やはり孤独に苦悩する時間があったさきに、すばらしい創作が生み出されるのです。

【締め切りがある事は、苦悩のエネルギーを強くする】

ライティングしていると、締め切りがあります。
しかし、この締め切りがある事がエネルギーになるのです。

これをデッドラインパワーと呼びます。

「いついつまでに、文章を完成させないといけない」
と思うと、イヤでも頭の中で
・こうしてこうして
と考えます。
その最中で、祈るような気持ちが生まれます。
すると、ヒラメキが出てくるのです。

【ヒラメキを生み出す下地とは】

もちろん、ヒラメキが生まれるような下地を作ることを怠ってはいけません。

私は最近、この下地が減ってきて創作のエネルギーが足りなくなっていました。
そこで、クライアントさんにリスケしてもらって、ある会に出席してきました。
遊びではありません。修行のような会です。
それに参加した事で自分の孤独と苦悩のエネルギーが充実されたのです。

非常にエネルギーがアップしたので、このように文章を書く気が起きています。
何事もノウハウで解決するのは対症療法でしかなく、仕事だろうと、芸術だろうと自己解決できるのは結局はエネルギー量です。
だから、これを知って体感できたことが今回の会に参加して、すぐに生かせるの一番大きなモノでした。


締め切りがないと本当に完成しません。
締め切りがあると、完成します。

【ラクして稼ぎたいとは相反する】

ライティングで締め切り前というのは、本当に苦悩です。
辛いです。
頭を掻きむしって、人と会話したくありません。

しかし、
それを越えた先には、一気に書き上げられるのです。

この「孤独・苦悩のさきに創作がある」というノウハウは、

「ラクして稼げる」系の人たちとは相反します。

人を感動させ、あとに残る作品をつくった事、自分の生み出したモノという実績、自負などこれらは、内的な感動がとても強いです。

ぜひ、そんな文章をあなたも書いてみてはいかがですか?

魂の充実を感じますよ。

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