スカンジナヴィア・デザインを追う(2) ガムラスタンとノーベルミュージアム (Stockholm, 2016.9)
□Day1(Thu.) Tokyo(NRT)→Helsinki Airport→Stockholm
■Day2(Fri.) Stockholm(本記事)※一部こちらの記事でも触れています
□Day3(Sat.) Stockholm
□Day4(Sun.) Stockholm→Helsinki
□Day5(Mon.) Helsinki
□Day6(Tue.) Helsinki
□Day7(Wed.) Helsinki→
□Day8(Thu.) Tokyo
この旅の動画はこちらからご覧ください。
先ほどの記事が長すぎたので、反省してここからは簡潔に進めたい。
ガムラスタン
王宮を通過してストックホルム市庁舎の塔に登ったあとは、旧市街ガムラスタンの町歩きである。ジブリ作品「魔女の宅急便」のモデルとされた街は、ポルト、ドブロヴニク、タリン等複数あるそうだが、このストックホルムのガムラスタンもそのうちの1つだという。
この時計塔、たしかに見覚えがある。
建物は、クリーム色〜オレンジ色の壁を有するものが多い。
人一人入れるかどうか・・という狭さの通りもある。
朝の光の中を行く犬と飼い主。光と影のコントラストが強い。
ロックな髪型の女性がいて、思わずシャッターを切ってしまう。初音ミク以外にこの髪色を持つ女性がいるとは・・
クマの足が美脚だった。
ガムラスタンを代表する通りをうろうろしながら広場をめざす。
広場に到着。観光客が多い。
ノーベルミュージアム
広場に面しているノーベルミュージアムへ。
ノーベルミュージアム内のカフェ。陽の光まで計算されたような美しい空間。
カフェで食事をしていたご家族があまりに完璧だった。三世代全員美形。
午後になり、もう一度ガムラスタンの街を歩く。日差しと影のコントラストが強かった朝とはまた異なった印象だ。
賑わっているレストラン。合唱団と思われる集団がおり、突然歌いだしたので驚いた。
カタリナ展望台
次なる目的地は、このカタリナ展望台。ガムラスタンからは徒歩10分ほど南下したところにあり、セーデルマルム島という島にある。
GONDOLENというのはこの展望台と同じビルの中にあるレストランの名前である。
入り口がとにかくわかりにくかった。何周かしてしまった。
展望台からはストックホルムを構成する14の島のうち多くの島を見ることができる。この街は水の都なんだなぁと再認識する。
上の写真は、ユールゴーデン島方面。遊園地が見える。翌日、この島にあるローゼンダールを訪ねる予定だ。
こちらは市庁舎のあるクングスホルメン島や、ガムラスタン方面。
14:30、遅めのお昼@サブウェイ。さくっと食べて、散策を続ける。
セーデルマルム島の展望スポット
セーデルマルム島のほとり。
犬が寝ている。最初このピンクがひき肉に見えてびっくりした。
景観スポットに到着。ここからの眺めも美しい。
次の目的地は、内装が美しい教会"Markuskyrkan"だ。セーデルマルム島よりもさらに南、電車で20分ほどの場所。
しかし・・大変残念なことに、改装による長期休館中のため、礼拝堂に入れず。本当に残念。内装はこんな様子だとのことで楽しみにしていたのだが・・。
教会の外の白樺林は美しかった。また機会があればぜひ訪れたい場所だ。
ストックホルムへと戻る。のんびりとFotografiska(写真美術館)を目指す。最寄りは地下鉄Slussen駅(カタリナ展望台があったあたり)だが、一つ手前のMedborgarplatsen駅で降りて散歩する。
これはスケボー用に特化された公園。
動物型の乗り物が怪しくて好き。
道中、本当によくセグウェイ(なのか?)に乗っている人を見かけた。
彼女はヘルメットまでつけて、安全運転。
中心地で雑貨屋さんを回る。Designtorgetはエッジの効いたものが多く、GRANITは無印良品のような雰囲気だった。
1up!!
フォトグラフィスカ(写真美術館)
遊園地が近くまで見えるところまでくると、目の前に美術館が現れる。
古い煉瓦造りの建物で、元々は税関のビルだったそう。2010年に写真美術館としてオープンした。
この時は、Bryan Adamsの写真展"Exposed"がメインの企画展として開催されていた。第二の企画展示としてこの"戦争とピカチュウ"の展示。内戦で荒廃した街に佇む子供を、ピカチュウが悲しそうな顔で見守っているという展示。
ブライアン・アダムスの展示については、ミックジャガーをはじめとしたミュージシャンを撮影した写真が多く、楽しめた。
これ、めちゃめちゃぶれちゃったけど、ヴィム・ヴェンダースだよね?!格好いいなぁ・・・
この美術館はカフェも有名だそうだ。海を見下ろす眺望、確かにいい。
美術館を出たところで、電動スキーのようなもので通学する学生に出会う。
ここでもカンケン。どこでもカンケン。スウェーデンの小学生にとってはランドセルのような存在だというこのバッグを持った人たち、子供と女性を中心に本当によく見かけた。
・・危ないよ!
Saluhall市場
市場でご飯が食べたいね、ということになり、地下鉄に乗ってSaluhallという市場へ。ストックホルム中心駅にそこそこ近い場所。
せっかくなので海鮮にトライしようということでLisa Elimqvistというお店でサーモンやエビをオーダー。
大変美味だったのだが、夫が食べたエビサンドに小さい虫が入っていたとかでなんだか残念な空気に。
帰りにスーパーによって帰る。スウェーデンのネギがどれも太いことと、牛乳の種類が多いことが印象深かった。