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分子栄養学からボディワークへ

このnoteは、メールマガジンで配信した2つの内容をひとつにまとめ、情報を増やし、理解しやすいよう画像を追加したものです。
今回は、栄養学的観点からボディワークを考察してみました。

もくじ

「失われた栄養の数々」
「栄養失調≠質的栄養失調」
「分子栄養学からみたわたしたちのからだ」
「健康の試みその1ー食事を変える」
「健康の試みその2-サプリを摂る」
「メガビタミンという選択」

「脳由来神経栄養因子=BDNF」
「BDNFを増やす食事」
「BDNFと脳の可塑性」
「BDNFと学習」
「BDNFはどんな運動でも増えるの?」
「食事制限がBDNFを増やす」
「BDNFを増やす食事」

グルメな人びと

あなたの周りに、美食家はいますか?
高価な食材や珍しい食材を、凝った調理法で出してくれるお店が好き。
並んででも食べたい。
新しい味が出たら必ず食べてみる。

わたしは生来、胃腸が弱く、旅行にいっても現地の美味しいものを食べる
より、胃腸に負担の無い食事で無難にすごす事が多いので、グルメな人は
本当にうらやましく思います。

でも、人類がこうして多種多様な食材を食べるようになったのは、人類の
歴史からみると、本当に最近のことなのです。

こちらの動画は英語ですが、興味がある方はクリックしてみてください。
https://twitter.com/Mangan150/status/1242944151697547264

人類の歴史24万年を1分に凝縮すると、
*we've been eating meat for 24 hours
肉類を食べてきたのは24時間

*we've been eating wheat for 6 minutes
穀類を食べてきたのは6分

*we've been eating ultra-processed food for 4 seconds
加工食品を食べてきたのは4秒

こんな計算になるというのです。

画像2

この計算をしたのは分子生物学者の
メンガン博士という人物です。
https://roguehealthandfitness.com/newsletter/

わたしたちのからだは、歴史的観点から考えて、穀類や加工品を消化できるように創られてはいない、と主張しています。

【失われた栄養の数々】

有名シェフが作った美味しい食事を摂っているんだから、自分は栄養失調とは縁がない。
グルメな人はそう考えるでしょう。

グルメじゃない方も、毎日ちゃんと3度の食事を取っている、バランスもとれていると考えるでしょう。

わたしたちの栄養バランスは、栄養素の少ない食材や、食生活の変化によって大幅に乱れ、常にビタミン不足の状態に陥っているのです。

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