何度でも、魅きつけられて


hot 8 brass bandのsexual healing(元曲はmarvin gaye)を久しぶりに聴いた。

そしたら、ブワーーーーーーッと(本当にこんな感じ)猛スピードで全身が痺れた。

new orleansに初めて行った時、街の匂い景色、体験、たくさん買ったCD、動揺、感動、刺激、etc...


好奇心旺盛な上、飽き性だから熱中しては嫌になるのはいつも音楽なんだよなー。

プライドも高いから、少しの食い違いとか茶化されたりするとカッとなってしまってた。そりゃ、ひとりひとり好きな音楽、考え方、距離感なんて違うよな。20代前半の自分は分かってるのにどうしても許せなかった。それだけ一生懸命だったんだ。みんなも一生懸命。

人と比べるもんじゃない。何事も。自分がどうしたい、どうありたいかだって最近になって分かってきた。

それは単に歳を取ったからでしょうか。

歪に尖ることは無くなってきたのは少し寂しく感じつつ、少しでも落ち着いて考えようとなったのは嬉しいな。


紙や物として記録に残してなくても流れると思い出させてくれるパワー

ライブでしか感じ取れない凄まじいエネルギー


本当に生き物のように感じる時がある。感動だけじゃない、恐さも安らぎも何でも。

素晴らしいとか関係なくて、衝撃的な音に空気にいつも呑み込まれる。

演奏していなくても、練習や学ぶことが嫌になっても、ただ日々を過ごしてると思った時も、どんな時でも側には音楽が流れていた。

それだけ音楽が必要不可欠なんだ。

波はあれど触れられること続けていられること、すごく幸せに思う。長く深く、音楽との関係を深めていこうと改めて思ったメモ。