ブラフキャッチ|JTo vs A5o|テキサスホールデム|ポーカー データベース
今回の記事は、WPT Season 15 - partypoker presents: WPT500 at Dusk Till Dawn 2016の1ゲームを紹介します。( @here )
テーマは、「ブラフキャッチ」です。
ブラインドは、250K/500K/75Kです。
<プリフロップ>
ハンドがA5oのBENはレイズ1250Kを選択します。
一方、ハンドがJToのWILLIAMはコールを選択します。
プリフロップでの勝率は、WILLIAMが45.1%、BENが54.4%です。
<フロップ>
フロップのカードは、3♠, 5♢, 8♢です。
BENが5ヒットします。
2オーバーのWILLAMはチェックを選択します。
BENもチェックを選択します。
フロップでの勝率は、WILLIAMが24%、BENが76%です。
<ターン>
ターンのカードは、4♣です。
ここで、WLLIAMはポット2975Kに対し、1600Kをベットします。
2オーバーということもありますが、ストレートを装ったブラフのように見えます。
1オーバーのBENは5より低い数字の4が落ちたからか、コールを選択しました。
このときすでにWILLIAMがストレートを装っていることも読んでいるかもしれません。
ターンでの勝率は、WILLIAMが14%、BENが86%です。
<リバー>
リバーのカードは、5♡です。
BENが5のトリップスを完成しました。
WILLIAMは、ポット6175Kに対し、3500Kのベットを仕掛けます。
さて、BENの立場に立って、WILLIAMのアクションを整理してみましょう。
1. プリフロップはコール
2. フロップはチェック
3. ターンはオープン
4. リバーはオープン
このボードであれば、BENが負ける可能性がある役は以下の2つです。
・ストレート
・フルハウス
WILLIAMがストレートだとしたらフロップとターン+リバーのアクションに矛盾があるように見えます。
主観で恐縮ですが、私がターンでストレートを完成したのであれば、もう少しベットサイズを下げます。(ベットサイズを小さいことにより相手がレイズしてきた場合、オールインもできるため)
フルハウスは正直判断つかないです。むしろ、8フルはストーリー的にも有り得そうですね。
ですが、上記の発生確率が低く、期待値的にもプラスであると考え、5のトリップスはコールやレイズする価値があると判断したのでしょう。
BENはオールインを選択しました。
ブラフキャッチというほどハンドに困ってませんが、ナイスオールインです。
WILLIAMは即時にフォールドを選択しました。
BENの勝利です。
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