セットのテル|QJs vs 77|テキサスホールデム|ポーカー データベース
今回の記事は、888poker WPT 500 London Aspers Casino Final Table 2018の1ゲームを紹介します。( @here )
テーマは、「セットのテル」です。
ブラインドは、200K/400K/50Kです。
<プリフロップ>
ハンドが77のGARYは950Kのレイズを選択します。
セット狙いです。
一方、ハンドがQJsのGETNETはコールを選択しました。
ブロードウェイのスーコネでかなり便利なハンドです。
プリフロップでの勝率は、GARYが50%、GETNETが50%です。
<フロップ>
フロップのカードは、T♡, 7♣ 6♢です。
なんとGARYが7のセットをフロップで完成しました。
ポケットがフロップでセットを完成する確率10%程をドローしました。
ここで、GETNETはチェックを選択しました。
そして、GARYは、ポット2500Kに対し、675Kのベットを仕掛けます。
ポットの約35%のベットです。
オッズは約5倍で、必要な勝率は20%程です。
GETNETのシチュエーションは、
2オーバー:アウツ8枚
ですので、リバーまでにドローする確率は32%。
オッズに合います。
GETNETはコールを選択しました。
もちろん、セットが完成していることなど気づいておりません。
フロップでの勝率は、GARYが7%、GETNETが93%です。
<ターン>
ターンのカードはA♡です。
ガットショットストレートドローのGETNETはチェックを選択しました。
ここで、GARYが仕掛けます。
ポット3850Kに対して、1200Kのベットを仕掛けました。
ポットの約33%のベットです。
GETNETのようにAハイストレートを狙っているようなプレイヤーを降ろすことができて、Aヒットのプレイヤーはコールしてしまう、丁度よいベットです。
ここで、GETNETから見たGARYのアクションを整理してみましょう。
1. プリフロップはオリジナルレイザー
2. フロップはオープン
3. ターンはオープン
非常にアグレッシブなストーリー構成となっており、一貫性はあります。
ただし、フロップのトップカードよりもターンのAの方が大きいのに、フロップでベットしていて、ターンでもベットしている点は矛盾しているようにも思えます。
それでいてプリフロップからアグレッシブなプレイ。
もしかすると、これがセットのテルなのでは?と思ったりもしましたが、皆さん、いかがでしょう。
視聴者の皆様にアンケートをとった結果、しっかりとフォールドする方が多かったので、安心しました。
実際、GETNETも、Aがボードに落ちてしまったので、2オーバーのアウツはなくなり、ガットショットストレートドローのみが頼みの綱となってしまいました。
コールすることはリスクなので、GETNETはフォールドを選択しました。
GARYの勝利です。
おめでとうございます。
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