ブラフ失敗|Q9o vs KTs|テキサスホールデム|ポーカー データベース
今回の記事は、Season 17 WPT bestbet Bounty Scramble Final Table 2018の1ゲームを紹介します。( @here )
テーマは、「ブラフ」です。
ブラインドは、40K/80K/80Kです。
<プリフロップ>
ハンドがQ9oのKELLYは175Kのレイズを選択します。
ハンドがKTsのTONYはコールを選択します。
ハンドが86oのJAKEはコールを選択します。
プリフロップでの勝率は、KELLY29.2%、TONYが46.1%、JAKEが24.3%です。
<フロップ>
フロップのカードは、J♠, 4♡, J♡です。
全員滑りました。
2オーバーのTONYはチェックを選択します。
JAKEはチェクを選択します。
KELLYもチェックを選択します。
フロップでの勝率は、KELLYが27%、TONYが52%、JAKEが19%です。
<ターン>
ターンのカードは、K♡です。
TONYはチェックを選択します。
Jが2枚、♡が3枚ボードに落ちているので、冷静な判断です。
ここでKELLYがポット605Kに対し、250Kのベットを仕掛けます。
KELLYはガットショットストレートドローかつフラドロです。
TONYはコールを選択します。
JAKEはフォールドを選択します。
フロップでの勝率は、KELLYが25%、TONYが75%です。
<リバー>
リバーのカードは、6♡でした。
TONYはチェックを選択します。
KELLYはポット1105Kに対し、600Kのベットを仕掛けます。
ハーフポットベットです。
オッズは4倍です。
ここで、TONYの立場に立って、KELLYのアクションを整理してみましょう。
1. プリフロップは、オリジナルレイザー
2. フロップは、チェック
3. ターンはオープン
4. リバーもオープン
TONYが警戒すべき役は、フラッシュ、Jセット(フルハウス)、ツーペアです。
少なくとも、ツーペアなら勝てますよね。
もちろん、KELLYがAAだったら負けますが、確率はかなり低いです。
セットの可能性ですが、以前セットのテルについてブログで述べたことが有りますが、今回のボードはその理論のボードに近いものの、決定的に異なるのが、♡が3枚目であることです。これは、フラッシュのブラフによるベットの可能性が含まれてしまうので、ピュアにセットのテルを読み取ることはできなくなってしまい、今回のボードもセットを読むことは難しいです。
フラッシュの可能性も、ターンまでに3枚の同じスートが出てしまっているので読むのが難しいです。
難しいボードですね。
リバーで6に対して、ハーフポットベットしているので、フラッシュかセットの意思表示なのでしょう。
これをブラフと見るかどうか。
フラッシュにしては、ベットサイズが小さすぎる気がします。
これはPokerSnowie案件ですかね。
分析結果は、Qeen会員の方には動画にてお伝えします。
結局、TONYはコールを選択しました。
ナイスコールです。
まあ、このサイズであればコールしてもスタック的に問題ないという判断でしょう。
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