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【STEPN GO 初心者ガイド】4章 エコシステムの美しさを知ろう

はじめに

「無料でやるのはともかく、NFT買うのは勇気いるなぁ」
「暴落とか怖いなぁ」

判断に迷った君のためにこの記事がある!!

この記事を読めば、STEPNGOのエコシステムの魅力を理解できます!

エコシステムとは、ゲームの経済のこと!
NFTの価格を維持する仕組みはどうなっているか?重要なポイントです。


これを知る事で、判断をするのに必要な知識を得る事ができるでしょう!


3つの美しさ

GOのエコシステムで特に秀逸なのはこの3つ!!

これらについて解説していきます!

1、スニーカーの供給コントロールが美しい

ブロックチェーンゲームのトークンには様々な使用方法があります。
そのうちの1つが「ミント」。

「ミント」は新しいNFTを生み出す仕組みです。
これを利用してアカウント強化や売ったりできるわけですね。

つまり、時間が経つと必然的にゲーム内経済にあるNFTの総量が増えていく…

NFTを買ってくれる新規ユーザーがいるうちはいいかもしれません
でも、新規ユーザーの数よりNFTの増加スピードが上まったらどうなるでしょうか?

そう、暴落です。

これを解決するために、STEPN GOではNFTの供給量をコントロールする仕組みがあります。

そのうちの1つが、「エナジー獲得のために靴NFTのバーンが必要」になっていること。
エナジーは消費して歩くことで、トークンを獲得できるものです。

GOをプレイする限りは毎日必要になります。
常に一定の需要が発生するコトで、NFTの過剰供給を防ぐ仕組みになっています。

さらに、靴をミントするにはミントクォータというアイテムが必要です。
このアイテムは排出率が変動するようになっています。

ミントクォータの排出率をコントロールすることで、NFTが増えすぎないように市場をコントロールできるわけですね😄


2、長期的にアカウントを育てる仕組みが美しい

GOでは、お金をたくさん投入しても簡単には最強にはなれません!
長期的にアカウントを育てていく必要があります。

長期プレイヤーが増えれば、それだけゲームが長続きするので重要です。
「最初にお金たくさん入れて美味しいところだけ貰ってほなサイナラ〜」が最適解になってしまうと、純粋なファンが報われなくなってしまいます。

そのため、長期プレイを促す仕組みがいくつもあります。

1つは、「今までにバーンしたNFTの数」で1日のエナジー上限が変わることです。

例えば、ゲームを始める際に靴を1足燃やして90エナジーを獲得した際、1日の消費エナジー上限は2になります。
45日間でエナジーを消費できる計算です。

最初に多額の資金を投入した場合と比較してみましょう!

最初に11足バーンした場合では、たくさんトークンを獲得できるものの、回収までにより多くの時間がかかるようになっています。(=長期プレイ推奨)

一方で、少額でも長期的にプレイしていれば、エナジー獲得のために「ミントandバーン」を繰り返すことになります。
その結果、自然とエナジー上限は増え、アカウントが「強く」なっていくのです。

✅そしてもう一つ、フィットネスレベル。

フィットネスレベルは、ゲームを開始して15日間歩いた時点でトークンの獲得効率にボーナスがかかるようになる仕組み。
一方で、歩くのを何日もサボってしまうと、どんどんボーナスが減ります。

60日以上連続でサボる「引退」状態になると、-90%のデバフがかかってしまいます。

「もったいない」という感情で、最低限のアセットを保持してプレイを続ける人が多いでしょう。

考え抜かれた仕組みです。


オンボーディングが美しい

STEPN GOでは「マスアダプションを成功させる」のが目標になっています。

これを実現するために、オンボーディングにHausシステムを採用しています。
これは第1章でも説明しましたね!

これが非常に出来が良くて、借りる側は非常に簡単にゲームを開始できます。 ウォレットも取引所開設も必要なし!!!

Web2ユーザーにも簡単に触ってもらえます。
もちろん出金の際にはウォレット等が必要になりますが、最初の1歩が簡単になるのは大きすぎます。

BCGでよくみる「スカラー制度」をオンボーディングに利用しようとしたアイデアが美しい!
STEPNとの相性も最高!

逆に気になる点は???

ここまで良いところばかり話してきましたが、逆にGOのエコシステムに懸念点はないのでしょうか?

もちろん、まだ発展途上。 いくつか懸念点があります。
それについても話しましょう。


1️⃣ ゲストの売り圧

秀逸なHausシステムですが、懸念点もあります。
それは「ゲストが獲得したトークンであるGGTは売りに出される可能性が高い」こと。

ゲストがSTEPN GOプレイヤーとして定着すればいいのですが、そうならなければGGTが市場に溢れ、供給過多による価格低下を招きます。

同様にNFTのレンタルシステムを採用した「Axie Infinity」では、これが原因で大暴落したとも言われています。

「ゲストがGGTを売らずにアセット購入等の別の要素に使いたくなる」そんな仕組みが今後必要になるでしょう。

なお、運営であるFSLは「Axie Infinity」については深く研究しており、もちろんこの売り圧については事前に把握済みのはず。
対策もすぐ出てくると思うので、僕はこの点についてはあまり心配していません。

ただ、GOに参入するのであれば知っておきたいポイントですね。

2️⃣ GGTのユーティリティ

STEPN GOの根幹を成すトークンであるGGT。
これのユーティリティが不足している懸念点があります。

現状、GGTはミントと靴のレベルアップに使われます。

ただ、上位プレイヤーであればGGTはそれに使って有り余るGGTが獲得可能です。

となると、GGTが必要になるのは主に新規プレイヤーになるのですが、FSLはSTEPN GOの拡大スピードを制限しているので、市場全体でGGTが余りがちになります。

スニーカーNFTの数はうまくコントロールする仕組みがありますが、GGTはまだそれが確立してないように見受けられます。

今後、アンコモンの実装タイミングでGGTのユーティリティ(=使い道)が増えることに期待したいですね。


3️⃣ Hausオーナーの強さ

Hausオーナーはゲストに靴を貸し出す事で代わりに収益を得ることができます。
これは、自分が消費できるエナジーとは全く別枠で収益を上げられます。

ゲストに渡したスニーカーにはバフ等が乗らないため、エナジーあたりの獲得効率は下がりますが、それでも十分に強すぎます。

自分のアカウントがたいして強化されていない状態でも、ゲスト1人あたり4エナジー分歩いてもらえる(5人で20エナジー)のはお手軽すぎます。
長期的にアカウントを育てるという仕組みが破綻しないか心配なぐらい。


そして、一度4エナゲスト5人の「完成系」に到達してしまったら、それ以上再投資するインセンティブが薄くなり、利確する方向に流れてしまうでしょう。

Hausの収益構造とバランスについては調整の余地がありそうです。
僕は少なくとも、「4エナMAXで貸し出せるのはもっとアカウントが強化されてから」にしたほうがいいと思ってます。


最後に

今回はエコシステムの良い面と懸念点、両方について解説しました。
STEPNに参加するための判断の一助になれば幸いです。

あくまで主要な部分をピックアップした形ですので、より深く理解したいと思った際はぜひホワイトペーパーをお読みください。


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