オープンダイアローグ ・カレッジ、7月はナラティヴ・セラピー
【ODカレッジ開校まであと2日!】
誰でも気軽にオープンダイアローグ を学んだり参加できる場として企画した「オープンダイアローグ ・カレッジ」がいよいよ4月5日(水)に開校します。
本日は7月に登壇して頂く方をご紹介します。
《7月4日(火)》
「ナラティヴ・セラピーにおける聴き方の姿勢」
国重浩一さんは、現在ニュージーランドでナラティヴ・セラピーの実践をされています。
ナラティヴ本の翻訳や出版を手がけ、より多くの方がナラティヴを学べるよう尽力されてきました。
ナラティヴ・セラピーは、一言では説明できないのですが、
国重さんが立ち上げられたナラティヴ実践協働研究センター(NPACC:エヌパック)のHP
https://npacc.jp から引用すると、
"オーストラリア人のマイケル・ホワイトとニュージーランド人のディヴィッド・エプストンという、2人のセラピストの貢献を中心に形作られた治療的枠組みのことです。これは、精神医学や心理学の疾患名や障害名、分類のような見方から人を理解するのではなく、すべての人には自分の人生を生き抜いていくことができる資質、能力、可能性があるのだと考え、会話を通してそのような可能性を探っていくアプローチです。"
と説明されており、具体的には
"「人が問題なのではない、問題が問題なのである」
「その人こそが、その人自身の人生の専門家である」"
といった考え方を大事にされています。
ナラティヴ・セラピーが大事にしていることは、オープンダイアローグ に通ずるものも多く、クライアントとどう向き合うか、どのように協働作業していくか、という観点からも学べることが多いと思います。
私自身は、自分の中の問題が染み込んだストーリーをどう扱っていくか、どう捉えていくか、という点でもナラティヴを学んだことは自分自身の生きづらさと向き合うのに、とても役に立ちました。
初めての方も、そうでない方も、
是非お越しください!
(ちなみに国重さんは後期日程でも、「ナラティヴ・セラピーにおけるリフレクティング」という題目で再びお呼びする予定です)
詳細、申込はこちらから↓
●リアルタイム参加チケット 申込先
https://flatodcollege2023.peatix.com
●アーカイブ(録画記録)視聴のみチケット申込先