国交省の3D都市モデルを使ったアイデアソン・ハッカソンのAR広告の位置算出
自分は出ていないが...思った事を書いておきます。
主催状況は下記です。
東京23区から新しい世界を創るアイデアソン/ハッカソン
アイデアソン状況(ちょまど氏Twitterより)
都市空間AR広告は、自分から広告の位置を知る方法がいる。見える場所は建物画像認識、見えない場所はビーコン位置推定が良さそう。WiFi-RTT情報をメッシュに使って3次元位置を知るのが良さそう。GPSだと室内で自分の位置が不明なので使えない。
自分の位置が既知ならば、AR広告の位置をAR空間にマッピングすれば良いが、自分の位置が不明な場合、対象との相対位置を把握する必要がある。ビーコンからWIFiRTTを使うのが良いだろうか。
1.BLEビーコン(WiFi SSID):
RSSIから数10cm~1m程度の精度で距離を出せる。BLEビーコンの位置情報を付加して送信し、複数のビーコン情報があれば3点測量で1m誤差程度で恐らく推定できる。
2.WiFi RTT:
WiFi-RTTは、RTT(往復伝搬時間)を元にAPとのスマホとの距離を算出できる。Google WiFiとPixel等であれば利用できる。以下対応状況。
メーカーとモデル Android のバージョン
Xiaomi Redmi Note 5 Pro 9.0+
LG V30 9.0+
Samsung Note 10+ 9.0+
Samsung A9 Pro 9.0+
Google Pixel 4 9.0+
Google Pixel 3 9.0+
Google Pixel 2 9.0+
Google Pixel 1 9.0+
アクセス ポイント
Compulab WILD AP 対応
Google WiFi 対応
Google Nest Wifi ルーター 2020 年 5 月
Google Nest Wifi 拡張ポイント 2020 年 5 月
https://developer.android.com/guide/topics/connectivity/wifi-rtt
WiFi-RTT情報を近接のスマホ間でBLE等で共有できるようにしておいて、複数のRTT情報から各WiFiAPの場所を3点測量により算出して共有するのが1案として考えられる。(スマホースマホ間の距離はBLEの受信電力で概算する。各機器の相対距離が分かれば、スマホからAPの位置もおのずとわかるはず)スマホ1台だとAPの位置を知るのは難しい。