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第112話 露腸亭日乗 高血圧で憂慮するのは腎臓疾患
新たなる病気ネタの投入である。
血圧が気になって数年振りでかかりつけ医を受診した。
一年の間に二回も入院して外科手術すると、さすがに自分のカラダに留意するようになったのだ。
S字結腸切除の入院中血圧が高かったので、無沙汰を怒られるの覚悟して行ったのである。
入院中の平均は最高が170台、最低が90後半から100オーバーであった。
これは流石にまずかろう。
朝晩のバイタルチェックの血圧測定でナース達が必ず
「え?」
って感じで複数回測るのがうっつぁっしかった。
初日の尿管ステント設置の際、尿道に膀胱内視鏡入れる恐怖で最高血圧が200近くいってしまった。
退院して朝の寝起きの血圧を毎朝測定してみると入院時よりも高い。
機種によるブレもあるかもしれないが、
退院すれば下がるだろうという淡い期待が外れたので、医者に行くことにしたのだ。
かなり期間が空いたので問診票を記入。
手術の有無の申告欄があったので昨年4月の大腸憩室炎から人工肛門造設、つい先週のS状結腸切除までの経緯を書く。
名前を呼ばれて診察室に入る。
先生、開口一番
「ひどい目に遭いましたね」
そこで、そうそうそうと昨年からの経緯を説明。
noteでさんざっぱら書いたので、スムーズに説明できたかな?
速攻で降圧剤の処方されて終わりかと思ったら、2週間ほど朝晩の血圧を記録して、それ持って再診を指示される。投薬はその結果を見て判断とのこと。
さらに高血圧とそのデメリットの説明。数年前に受診した時とは少し違っている。
単純に血圧の数値を見るのではなく、最高・最低の一定期間の平均と基準値との乖離を見る。
また、高血圧のデメリットとしては、腎臓への影響を重視。具体的には尿検査のタンパク質の数値。
さらに来週手術した病院の外来を受診した時に、退院の可否を判断した血液検査の結果を貰って来ることを指示される。腎機能のデータを見たいとのことだ。
高血圧に起因する腎疾患が警戒べき疾病になったらしい。
昔は脳溢血とかだったよな。
時代が変わったのか?
この辺は自分の記憶を頼りに書いている(メモ無し)ので、若干マチガイがあるかもしれない。悪しからず。
診察後渡されたのは血圧手帳と減塩マニュアル、塩分チェックシート。
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これねぇ、8点以下は入院時の“常食“レベルだ。もしかしてもっと厳しそう。入院していた病院の常食は塩分はいつも1日6〜7gだった。
8点以下にするには3点と2点の項目は一切無しで、かつ1点の項目が8つ以内である。
これは普通の食事ではありえへんやろ。
ということで8点以下の食生活は諦めて、以下に留意することに自己決定。
・ラーメンの汁は半分残す。
・うどんはなるべく食べない(塩分多い)
・スープ作るときは塩、コンソメ入れない
・パスタ茹でるとき塩入れない
・醤油の代わりに出汁やポン酢をかける
・味噌汁は今まで以上に具沢山にする、具が少ないときは出汁を多くして味噌の量減らす
こんなところで何とか平均的な塩分摂取量になるかな?
以前から出汁や酢、果物の酸っぱい果汁などは活用していたのだがね。
ということで塩分に気をつけた今日の朝飯
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塩分量は
パン2個で1g
ソーセージ2個で1g
マヨネーズ大さじ半分で0.15g
計2.15g 一食分としてはまあまあだろう。
降圧剤毎日服むのはメンドーなので、食事療法で済ませたい。
こちらの方が面倒?どうなんだろうね。