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第38話 露腸亭日乗 外来外科

2024年10月25日

今日は外来再診の日。
先日(10/17)CTを撮ったが、それに基づいて今後の治療の説明がある。

主治医の先生
「CTの画像から判断すると大腸と膀胱の癒着は無くなってます。瘻もありませんね。
医学的にあり得ないのですが、病巣に対して異常な再生がおこっていると思われます。
血液と細胞を採取して大学病院で詳しく検査したいのですが、ご同意いただけますか?

銃で撃たれたとき、弾丸が身体から押し出されてボロボロ落っこちるなんてことありませんでしたか?
手術後なのに2日くらいで廊下を凄い速さで歩き回っていたり理学療法士を怒鳴りつけていたので、おかしいと思ってたんです。」

なんてことになってないかなーと妄想を逞しくしつつ病院へ行く。

ウルブァリンとセイバートゥースの兄弟は40くらいで年とらなくなったが、犬神明はどうなんだろう?
設定では昭和20年の東京大空襲のとき幼児だったので、現在は80代後半の爺さんのはずた。

平井和正はウルフガイを途中で放り投げて幻魔大戦に収斂させようとしたが、読者を納得させる終わり方にはなってない、と思う。
少なくとも自分は。

死者に鞭打つことになるが、平井にしろ、半村良、栗本薫、大風呂敷を広げた挙げ句彼岸に旅立つのは勘弁して欲しい。

もちろん御本人たち無念だったと思うが、もう何年も経っているので熱心だった読者として「続き読みたかったよ」と言ってもバチは当たらんだろう。

夢枕獏も心配である。
船戸与一は肺がんになりながら、満州國演義を書き上げてから逝った。

もしあの世とやらがあるのなら、太陽の世界とかグインの完結編読めるなら行ってやってもいい。

長過ぎるかつ読んでない人には何のことかわからない前置きはこれくらいで以下はリアルのお話です。
なっていて欲しくない状況
①癒着した範囲が広がっている
②瘻が深くなっている、新しい瘻が出来ている
③患部ががん化している

③はわからんが、すべて自覚症状がないので、まず大丈夫だろう。

②については、ストーマ造設後直後は肛門から尿が出ていたことがあったが、今はほとんどない。まだ月に一回くらいはある。肛門から何か出てきたとき、ペーパーで拭いてみると透明な液体。正体は何?
まだ塞がってはいないのだと思う。

さて、以下主治医の先生からのお話

「CTの画像からの判断。相対的に良くなっている。膀胱の中の空気はもうない。腸の炎症も良くなっており、膀胱と腸の癒着部分も細くなっている。
来週11月1日に内視鏡検査をして、癒着部分を剥がす手術の検討をしたい。
検査は肛門からと人工肛門の両方から内視鏡を入れる。
11月8日にまた外来の予約をいれておく。」
「腸液は粘液で透明で肛門から出ているのは腸液であろう。瘻は細くなっているかもしれない」

「最終的には肛門から便を排泄するようにして人工肛門は閉鎖の方向。場合によっては腸の一部を切断して繋げることもある。」


マイストーマ危うし!

11/8に手術のスケジューリングとかするのだろう。

それよりも、あのクソ不味いモビプレップ2リットルをまた飲まなければならない。鬱。

今回は人工肛門でダダ漏れになるだろうから、トイレに篭りきりになるのではないか?

ダルムスペース(内視鏡検査の前日の食事)を売店で購入後、スキンケア外来へ。

先週からできた少し爛れた部分を手当てしてもらい、新しいパウチに交換してもらう。
その間に情報収集。

人工肛門閉鎖後の下痢とか肛門痛の話を振るとそれほど心配いらない、というがどうなんだろう。
腸と膀胱の剥離手術とストーマ閉鎖を一度にやらず、剥離手術後もしばらくストーマのまま、というパターンとか色々あるとのこと。

患部の再発とか人工肛門の再造設の話から「腸と鼻よ」の話になった。5巻あたりまで読んだらしい。

そのほか、骨盤底筋とか近年延びた寿命とかの話をして帰宅。

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