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【チェーン】
先日ポケカプレイヤーの知り合いとの会話の中で「遊戯王は昔やっていけど、チェーンとかのルールがややこしい」と話しがありました。
確かにな〜と。
私自身も一つずつ学びながらプレイしていますが、長年やっていても処理の手順を曖昧なまま記憶している部分もあるなと感じるというのが正直なところです。
遊戯王の戦略を奥深いものにしている要素であると思いますが、参加のハードルをあげる要因にもなっているのでは?と感じました。
なので今回はチェーンについて整理していきたいと思います。
少し長くなるかも…
○チェーンとは
魔法や罠、モンスターの応酬をスムーズに解決するためのシステムです。
発動されたカードに対して別のカードを発動させることでチェーンが発生します。
発動したカードに対して次は相手プレイヤーがチェーンを行う権利を持っています。チェーンを行うかどうか「チェーンはありますか?」と一つひとつ確認しながらプレイしましょう。
相手がチェーンを行わなかった場合は自分自身がチェーンする権利を持つことになります。こうしてチェーンを積みながらお互いのチェーンがなくなった時、最後にチェーンされたカードから処理を行います。
◯チェーンとスペルスピード
チェーンが可能なのは発動されたカードのスペルスピード以上のカードに限られます。またスペルスピード1のカードには2以上のカードしかチェーンさせることはできないので注意しましょう。
また、お互いにチェーンの権利を放棄してチェーンの処理が始まると、その最中は別のカードを発動させる事はできません。
[例]
チェーン1:自分①強欲な壺を発動
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チェーン2:相手②マジックジャマーを発動
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チェーン3:自分③盗賊の七つ道具を発動
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これの場合、チェーン3の盗賊の七つ道具から解決していきます。
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罠カードの発動を無効にする効果によりチェーン2で発動されたマジックジャマーが無効となりました。
その結果、無効になるはずだった強欲な壺は無効にされることなく発動することができ、テキストに従いデッキから2枚のカードをドローすることができます。
チェーンを積むとき、効果を1つずつ「前の効果」の上に積んでいきます。
これをブロックを積んでいく様子に例えて、「チェーンブロックを積む」と言います。
効果の中には「チェーンブロックを作る効果」と「チェーンブロックを作らない効果」があります。作らない効果に対してはチェーンブロックを積むことができません。
最近のカードには複数の効果を持っているものも多くあります。
永続魔法、永続罠でも1枚のカードの中に複数の効果を持っている場合はチェーンブロックを作る効果とそうでない効果の両方を持っている場合がありますので、そういったカードを使用する場合は事前に確認しておくと良いでしょう。
9期の「THE DUELIST ADVENT」(2014年4月19日発売)以降はテキストに「発動」と記載されるようになったので、チェーンブロックを作るかどうか判別しやすくなっています。
下記の記事も併せてご覧いただき、参考にしていただければ幸いです
(順次リンク作成していきます)
・優先権
・「する」と「できる」
・「時」と「場合」
・「誘発効果」
・スペルスピード