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【モンスター効果の種類と特徴①永続効果と起動効果】
◯効果の種類
効果モンスターの効果は主に『永続効果』『起動効果』『誘発効果』『誘発即時効果』の4タイプに分類されますが、中にはどのタイプにも含まれない特別な効果を持ったモンスターも存在します。
◯永続効果
永続魔法・永続罠の効果も永続的な効果であり「発動」という概念が存在せず、チェーンブロックも作りません。
適用条件を満たした瞬間にその効果が発揮されこれを「効果の適用」と呼びます。
そのモンスターがフィールドで表側表示になっている限り、効果は持続しますがフィールドに存在しなくなった時点で効果が無くなってしまいます。
永続効果を持つモンスターが戦闘破壊される場合、その永続効果は「戦闘破壊確定まで」有効となります。
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例1:融合召喚された《古代の機械究極巨人》が、セットされた《フォッシル・ダイナ パキケファロ》を攻撃した場合、リバースした時の誘発効果を解決する時点で《フォッシル・ダイナ パキケファロ》は戦闘破壊されることが確定しています。
ですので《フォッシル・ダイナ パキケファロ》の永続効果「特殊召喚できない」は無い物として扱われ、《古代の機械巨人》は特殊召喚が可能となります。(08/11/02)
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例2:自分の《人造人間-サイコ・ショッカー》が相手モンスターに戦闘破壊される時、戦闘ダメージを受けた時点で《ダメージ・コンデンサー》を発動可能となります。
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例3:自分のフィールドに《D-HERO Bloo-D》、相手のフィールドに《閃光の追放者》が召喚されている場合に《D-HERO Bloo-D》のみが破壊される場合、フィールドから移動させる時点で《D-HERO Bloo-D》の効果はないものとして扱われますので、《閃光の追放者》の効果が有効となり、《D-HERO Bloo-D》は除外されます。
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例4:自分のライフポイントの方が少ない状況で《ワイルド・ラプター》に《進化する人類》《デーモンの斧》を装備する場合、その装備する順番に関係なく攻撃力は3400となる。
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行動にコストや条件を追加する効果は重複する。
例5:攻撃表示の《ホルスの黒炎竜 LV6》がいる状態で《レベル制限B地区》を発動しても、《レベル制限B地区》発動中に攻撃表示で《ホルスの黒炎竜 LV6》を召喚しても、《ホルスの黒炎竜 LV6》は攻撃表示のまま。
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例6:自分フィールドに裏側守備表示の《邪神アバター》・《邪神ドレッド・ルート》のみが存在する時、《停戦協定》で同時にリバースするケースについては《邪神アバター》を先に適用すれば《邪神アバター》の攻撃力は4100の半分で2050になるが《邪神ドレッド・ルート》を先に適用することで《邪神アバター》の攻撃力は半分(=0)になった後、4100となります。
お互いのプレイヤーが1体ずつコントロールしている場合は、「ターンプレイヤーのコントロールするモンスターの効果を先に適用」して処理を行います。
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◯起動効果
発動を宣言して使う事ができる効果で、基本的に「自分のターン」の「メインフェイズ」の「スペルスピード1を発動できる優先権」を持っているときにのみ発動する事ができます。
効果を発動する際に、手札を捨てる、リリースする、ライフポイントを支払うなどのコストが必要なカードも存在します。
基本的にモンスターゾーンに表側表示で存在している場合にしか発動できず「1ターンに1度」と書いてあっても相手ターンには発動できません。
「この効果は1ターンに1度だけ」等の発動回数の制限はそのモンスターに対してのみかかるので、同じモンスターを複数体コントロールしていればそれぞれが発動することが可能です。
一度フィールドを離れたり、裏側表示となった場合は基本的に1ターンに1度の制限はリセットされるので、再度効果を発動することが可能となります。
ただし「このカード名の効果は1ターンに1度だけ」と書かれている場合は、上記とは異なり同じカードを複数コントロールしていたとしても、1ターンの間に使えるのはその内1枚だけである。
スペルスピードは1であり、チェーンブロックが発生する効果であるが、他の効果にチェーンする形で起動効果を発動することはできない。
例外として手札や墓地に存在している時に発動可能な起動効果も存在するが、その場合はテキストに特記されている。
《ADチェンジャー》の起動効果は墓地で発動できる
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《水精鱗-メガロアビス》の起動効果は手札で発動できる
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《ダーク・シムルグ》の起動効果は手札や墓地で発動できる
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発動に成功したならば「発動したモンスター」を持ち主のフィールドから離れさせても裏側表示にしてもその効果は無効にならずそのまま処理される。
無効にする為には《天罰》などで効果の発動を「無効」にする必要があります。
ただし、《ゾンビ・マスター》などの場合は「この効果はこのカードがモンスターゾーンに表側表示で存在する場合に発動と処理ができる。」という条件があるので、発動に成功しても効果処理時にこのカードが表側表示で存在しなければ効果は「不発」となる。
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◯まとめ
今回はモンスター効果の種類と特徴①ということで永続効果と起動効果のご紹介でした。
効果には種類があり、それぞれの特徴があるので一つ一つ押さえていくのは大変ですが、使うカードの処理や使いたいコンボの処理についての知識だけでも入れておくと良いかもしれませんね。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。