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【体験談】W不倫で会えない寂しさの先にあるものとは

女性 41歳 主婦

W不倫だったため、お互いの家庭があるので好きな時に好きなだけ会うということができずに辛かったです。

夫には

「飲み会に行ってくるね」

と嘘をついて、不倫相手と会えるのは月に2回会えるかどうか。それも仕事の後の時間から終電までの数時間。もちろん、休日には会えません。

こどもと夫のご飯を準備し、それから不倫相手に会うために出かけて行くか、前日に前もってごはんの準備をして、こどもを夫に任せて仕事終わりにそのまま不倫相手とデートしていました。

平日の仕事終わりの数時間で、デートして食事もしくはホテルで一緒に過ごすのみ。それでも最初は会えるだけで嬉しかったし、幸せな気持ちでいました。

それが時間が経つにつれてだんだん「もっと一緒にいたい」と欲が出てきて、一緒に過ごせない時にはLINEで連絡をとっていたものの、返信が遅くなるほど、どんどん不安になっていきました。

それに同じ職場で働いていたので、お互いに異性と話したりしているところを目撃すると嫉妬しあったり、穏やかな気持ちでいることが難しくなっていきました。

会える時は、楽しい・嬉しい。でも会えない時は、寂しい・不安、そんなジェットコースターみたいな感情で過ごしていましたが、そういう気持ちの時は、妻や母ではなく、ただの女性に戻れたような気がして、負の感情でいることですら心地よいと思っていました。

一種の現実逃避のような、幻のような恋愛だったのだと思います。

どんなに感情の起伏が激しかったとしても、不倫相手に会えると思うと家庭のこともうまくやれていました。逆に、不倫相手に会える日がなかなか決まらないとイライラして家族に八つ当たりをしたりもしました。

初めの頃は、

「もっと一緒にいたいね」

「一緒に暮らせたらいいのにね」

「どこか、旅行とかにも行きたいよね」

そんな会話もしたりしていましたが、お互いに家庭があるとなかなか旅行に行くことも叶わず、会っても同じことの繰り返しでマンネリ化していったのだと思います。

会えるだけで楽しかったのが、会っても寂しい、でも会えないともっと寂しい…という風に感情が変化していくのを感じて、幸せな感情や癒しを求めていたはずなのに、一体自分は家族を犠牲にしてまで何をしているんだろうと疑問に思うようになり、少しずつ冷めていきました。

不倫相手もそんな私に対して、徐々に冷めていったのだと思います。最初の頃の情熱のようなものは感じなくなっていました。

もっと思うように会えて、お互い家庭に縛られないただの男と女でいられたら、会えない苦しみや辛さなど感じることなかったのだろうなと思います。

その後……

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