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【体験談】既婚者なのを黙って知り合った男性、最初は楽しかったが罪悪感が芽生え

女性  36歳  専業主婦

既婚の身ですが、彼氏ができました。

彼とは、言語学習アプリで知り合いました。

話していくうちに、お互い近くに住んでいるということがわかり、すぐに言語交換パートナーとして直接会おうという話になりました。

しかし、彼には私が既婚者であることを隠していました。

理由は、既婚者と告げるとメッセ-ジが途絶えることが多く、話し相手を見つけるのが大変だったからです。

初めはちゃんと言語交換パートナーとして会っていましたが、会う回数やメッセ-ジを重ねるうちに、お互い惹かれ合い、恋人の関係になるまで、さして時間は掛かりませんでした。

彼との秘密の関係は、夫に対する愛とはまた違った愛があり、また、スリリングで刺激的でした。

彼と会っている時間は、本当に幸せで夢を見ているような心地でした。

しかし、時間が経つにつれて私に罪悪感が芽生えてくるようになりました。

彼が私のために真剣に未来を考えてくれているのを見るたびに、嘘を重ねている自分が嫌になってきて…。

また、何も知らない夫が私に優しく接してくれる姿も、私に強い罪悪感を植え付けました。

夫のピュアな笑顔や優しさが辛く、私は少しずつ夫と距離をとるようになってしまいました。

夫は、戸惑っていたと思います。

それでも、「君のタイミングでいいから、いつか話してね」と私のことを尊重して、待ってくれました。

ああ、私は何をやっているんだろう…。

早くこんなこと、辞めなければ…。

こんな風に悩みながらも、誰にも相談なんてできず、相変わらずどっちつかずの苦しい日々を過ごすようになっていったのでした。

そんなある日のこと。

ついに彼が、「プロポーズについて、要望はある?」と私に聞いてきました。

これはもうすべてを打ち明けなければと思い、意を決して「実は…」と、結婚していることを伝えました。

その時の、怒りと失望で顔を歪ませた彼の顔は、今でもハッキリ覚えています。

カフェにいたのですが、彼は何も言わずに黙って席を立ち、私の元を去っていきました。

その後、彼を見ることはもちろん、連絡も二度とありませんでした。

自分が蒔いた種だと分かっていても、心が痛みました。

その後……

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