基本の手順と汚れ・場所別の落とし方、キレイに保つコツ第三弾!
前回、第二弾として、おふろ掃除の手順について紹介しました^_^
今回は、第三弾として、汚れの種類と場所の効果的な掃除方法をご紹介していきますね(^ー^)
汚れの種類別|基本&効果的な掃除方法
汚れに合わせた洗剤選びだけではなく、効果的な掃除方法も知っておくと、お風呂をきれいにしやすくなります。基本と効果的な掃除方法を汚れの種類別に紹介します。
ピンク色のぬめり
ピンク色のぬめりは酸性の汚れです。落とす際に使用するのは、中性洗剤またはアルカリ性洗剤。頑固な汚れには重曹や塩素系漂白剤も効果的です。
<掃除に適した洗剤>
・中性洗剤
・アルカリ性洗剤
・重曹
・塩素系漂白剤
【基本の掃除方法】
中性洗剤またはアルカリ性洗剤をかけて、ブラシやスポンジでこすって落とします。雑菌の繁殖を防ぐため、使ったブラシやスポンジもしっかりと洗い流しましょう。
【効果的な掃除方法】
①重曹を使う
<手順>
1.汚れを落としたい部分をシャワーで湿らせる
2.重曹をピンク色のぬめりに振りかける
3.スポンジやブラシでこする
4.シャワーでしっかりと洗い流す
②塩素系漂白剤を使う
<手順>
1.換気扇を回す
2.ゴーグル、手袋、マスクを装着する
3.ピンク色のぬめりにスプレーする
4.そのままの状態で放置する(放置時間は説明書きに従う)
5.シャワーでしっかりと洗い流す
黒カビ
黒カビもピンク色のぬめりと同じ酸性です。使用する洗剤も同じですが、頑固な黒カビには重曹よりも洗浄力の強い塩素系漂白剤が適しています。
<掃除に適した洗剤>
・中性洗剤
・アルカリ性洗剤
・重曹
・塩素系漂白剤
【基本の掃除方法】
黒カビが生えている部分に塩素系漂白剤をかけて放置する。
※ゴーグル、手袋、マスクを装着し、充分に換気を行いながら行うこと。
【効果的な掃除方法】
塩素系漂白剤でパックする
<手順>
1.換気扇を回す
2.ゴーグル、手袋、マスクを装着する
3.黒カビが気になる部分に塩素系漂白剤を付ける
4.上からキッチンペーパー、ラップの順にかけて密着させる
5.30分~1時間ほど放置する(放置時間は様子を見て判断する)
6.シャワーでしっかりと洗い流す
皮脂汚れ
皮脂汚れも酸性のため、中性洗剤とアルカリ性洗剤を使います。それだけでは落とせない頑固な汚れには、重曹スプレーの使用がおすすめです。
<掃除に適した洗剤>
・中性洗剤
・アルカリ性洗剤
・重曹
【基本の掃除方法】
中性洗剤またはアルカリ性洗剤を皮脂汚れが気になる部分に付け、スポンジまたはブラシでこすり落とします。洗い終わったらシャワーでしっかりと流し、汚れが落ちているか確認しましょう。
【効果的な掃除方法】
重曹スプレーを使う
<用意するもの>
・重曹
・スプレー容器
・計量カップ
・軽量スプーン
<つくり方>※100mlの場合
1.計量カップに100mlの水を入れる
2.小さじ1の重曹を加え、よく混ぜる
3.スプレー容器に詰めたら完成
<手順>
1.皮脂汚れが気になる部分にスプレーする
2.汚れがひどい場合はそのまま放置する
3.スポンジで拭き取る
4.シャワーでしっかりと洗い流す
せっけんカス・水垢
せっけんカスと水垢はアルカリ性の汚れです。市販の中性洗剤・酸性洗剤、もしくはクエン酸が効果的です。
<掃除に適した洗剤>
・中性洗剤
・酸性洗剤
・クエン酸
【基本の掃除方法】
クエン酸を付けたスポンジでこする
<手順>
1.クエン酸を水に溶かす
2.スポンジに1を付ける
3.汚れが気になる部分をこする
4.シャワーでしっかりと洗い流す
※酸性は水垢を溶かす性質があるが、素材を傷める恐れがあるため付け置きは厳禁。
【効果的な掃除方法】
クエン酸スプレーを使う
<用意するもの>
・クエン酸
・スプレー容器
・計量カップ
・軽量スプーン
<つくり方>※100mlの場合
1.計量カップに100mlの水を入れる
2.小さじ0.5~1のクエン酸を加え、よく混ぜる
3.スプレー容器に詰めたら完成
<手順>
1.せっけんカス・水垢が気になる部分にクエン酸スプレーを吹きかける
2.上からキッチンペーパー、ラップの順にかけて密着させる
3.30分~1時間ほど放置する(放置時間は様子を見て判断する)
4.シャワーでしっかりと洗い流す
汚れの場所別|効果的な掃除方法
お風呂掃除をしても、細かな部分の汚れが落ちずに困ってしまうことも。そのような場合は、ピンポイントで掃除することをおすすめします。タイルや桶・イス、鏡の効果的な掃除方法を紹介します。
タイル
「タイルの黒ずみが気になるけれど、塩素系漂白剤は使いたくない...」と考える人におすすめなのが、重曹とクエン酸のダブル使いです。2つが混ざると中和反応によって発泡し、その泡が汚れを浮き上がらせてくれます。
<手順>
1.汚れが気になる部分をシャワーで濡らす
2.重曹とクエン酸を2:1の割合でかける
3.発泡したらキッチンペーパー、ラップの順でかけて密着させる
4.1時間ほど放置する(放置時間は様子を見て判断する)
5.スポンジまたはブラシでこする
6.シャワーでしっかりと洗い流す
桶・イス
皮脂汚れなども気になりやすい桶やイスは、重曹とお湯を使ったつけ置き洗いがおすすめ。つけて放置するだけできれいになるので、掃除に時間をかけたくない人も試しやすいでしょう。
<手順>
1.浴槽にお湯をためる(残り湯でもOK)
2.1カップ分の重曹を入れ、混ぜて溶かす
3.浴槽に桶やイスなどを沈める
4.半日~一晩を目安に放置する
5.桶やイスを取り出してシャワーで洗い流す
6.汚れが残っていたらスポンジでこする
鏡
頑固な水垢が付いて曇ってしまう鏡は、クエン酸を使ってパックしましょう。アルカリ性の水垢を酸性のクエン酸が撃退してくれます。
<手順>
1.クエン酸スプレーをつくっておく
2.鏡にスプレーを吹きかける
3.キッチンペーパーで鏡を覆って密着させる
4.30分~2時間ほど放置する(放置時間は様子を見て判断する)
5.キッチンペーパーをはがして鏡を拭く
6.シャワーで洗い流す
7.乾いた布で鏡を拭いて水気を切る
いかがでしたか?
お風呂場のお掃除の汚れと場所を理解して一年の汚れをしっかり落としましょう^_^
次回は、最後のご紹介です!
内容は、お風呂場の綺麗を保つためのコツと頻度、日々の掃除が楽になる情報を第4弾としてご紹介しますね!
皆さんの参考にしていただけたら幸いです😊