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【MMD】右腕が骨折した

自作モデルをMMDに移した時にうまく作動しないボーンがある


 ウェイト調整のあと、MMDで動作確認をしていた時のこと。
案の定いくつかの頂点が置き去りになっていたのだが、それ以前になにか違和感がある。

…なんか右腕だけ曲がってなくない?

ほかの部分は問題なく動いてるのに、右腕だけまっすぐ伸ばしたまま全く動かない。え?右腕骨折した??

原因はMMD用のボーン名称の設定を忘れたことでした。

MMD用のボーン名称が設定されてない

そもそもMMDのモーションはボーン名称を参照してます
様々なモデルで同じモーションが使える仕組みはこれ

他のソフトとMMDはボーン名称を共有していない場合があるようで、
いちいち設定しないといけない。

この設定を忘れていたのが原因でした


ここではblender(とMMDtools)の場合での修正方法を紹介します

赤く囲った部分の「翻訳」キーを使用します。
一応ひとつ一つのボーンに設定することもできますが、こっちのほうが便利です。

こんな感じの画面が出てきます。
一括操作」から「Blenderの名称をMMDの左右へ」を選択して実行すると、L→左、R→右に変えてMMD名を変更してくれます。

それだけで解決しました。

「翻訳」はボーン名称の一括編集に便利なのですが、
気を付けたいのは

OKボタンを押さないと反映されない、
エンターキーの挙動が面倒、

視点変更を同時に行えない

など…いろいろと面倒なことですね。
出力した後にPMXエディタで設定したほうが楽かもしれません。


ここまでの説明だと右腕「だけ」動かなかった理由がよくわからんのですが、理由は簡単です。
全身のボーンを作る→左だけ調整→一回右だけ消して対称化→…
…ここで初期化されたっぽい。

ほかにも自作モデルをいじる段階で起こったトラブルとその対処法を書いていこうと思ってます。
同じ轍を踏んだ人の手助けになれば幸いです。

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