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【旅行編】コロンビア⑥~ボゴタの中心地散策~

彼の家族はボゴタ出身ですが、観光スポットは知っていますが、説明するとなるとあまりよく分からないので、街歩きツアー (なんと、無料)に一緒に参加しました。
私たち家族5人と、アメリカ出身の夫婦という構成でした。
特に食に関するツアーでは無かったのですが、家族が立ち止って色んなフードスタンドで買っては食べ、を繰り返していたので、フードツアーの役割も果たしました(笑)


1.予約方法と散策場所

まず、基本的に街歩きツアーは色んな所で無料でやっています(スペイン語か英語のみ)。無料といっても、満足したらチップをあげてくださいね!私のツアーはどこだったか知りませんが、信頼できる Beyond ClombiaのURLを紹介しますね。
https://www.beyondcolombia.com/cities/1-bogota

ボゴタの中心地といえる、La Candelariaが散策場所となります。植民地時代の大聖堂や新古典主義の国会議事堂などの有名な建物がボリバル広場を囲んで建っています。 

2.訪れた場所

a. Parque de los Periodistas Gabriel García Márquez



この公園は、ノーベル文学賞を受賞したコロンビアの作家ガブリエル・ガルシア=マルケス(Gabriel García Márquez)にちなんで名付けられました。
公園内には、小さな新古典主義様式の神殿であるシモン・ボリバル神殿が建てられています。この神殿は、南米独立の英雄シモン・ボリバル(Simón Bolívar, 1783-1830)を記念しており、彼がかつてこの場所で演説を行ったとされています。シモン・ボリバルは、南アメリカの独立運動を指導した英雄であり、「南米の解放者(El Libertador)」と呼ばれています。彼は、ベネズエラ、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、パナマの独立に貢献しました。
公園内にまた、BOGOTAという文字のオブジェがありますが、落書きだらけです(笑)


b. Calle del Embudo(エンブード通り)


ラ・カンデラリア(La Candelaria)は、色鮮やかな壁画アート(ストリートアート)が特徴のエリアでもあります。コロンビアの歴史や社会問題(貧困、暴力、環境問題など)を描いた作品やコロンビアの先住民族(ムイスカ族など)の伝統や神話を描いた作品も多くあります。
実は、コロンビアのお店や家に描かれているアートは、その建物の持ち主がお金を払ってアーティストに描いてもらっています。

少しここで、以下写真のフライレホン(Frailejón)のアートについて補足を足します。フライレホンは、アンデス山脈の高山地帯にある「パラモ(Páramo)」という特殊な生態系で生息し、水資源を維持する役割を担っています。フライレホンの葉は毛に覆われており、大気中の霧や水分を吸収、根から水を地面に送り、川や地下水を形成、コロンビアの多くの川の源流がパラモにあるため、フライレホンは飲料水の供給に不可欠、といった役割を果たします。
また、フライレホン・エルネスト・ペレス(Frailejón Ernesto Pérez)というキャラクターが存在し、気キャラクターであり、特に子どもたちの間で親しまれています。コロンビアの国営放送Señal Colombiaの子ども向け番組「Cuentitos mágicos(クエンティートス・マヒコス)」に登場するキャラクターです。

フライレホン(Frailejón)のアート

c. Plazoleta del Chorro de Quevedo

歴史的な広場で、一説によると、1538年にスペイン人征服者ゴンサロ・ヒメネス・デ・ケサーダ(Gonzalo Jiménez de Quesada)がこの場所でボゴタを建設したと言われています。ただし、実際の正式な建設地は別の場所だった可能性があるため、伝説的な意味合いが強いようです。

d. Plaza de Bolívar

コロンビアの首都ボゴタの中心にある最も重要な広場で、多くの観光客が訪れる人気スポット。この広場は、様々な歴史的建物に囲まれています。

①シモン・ボリバル像

広場の中央には、南米独立の英雄シモン・ボリバル(Simón Bolívar)の銅像が建てられています。1846年に設置され、コロンビアで最初の公共記念碑とされています。

②カテドラル・プリマーダ(Catedral Primada de Colombia)
コロンビア最大のカトリック教会で、18世紀に建設された。

③国会議事堂(Capitolio Nacional)
19世紀に建てられた、コロンビア政府の立法府。

④ボゴタ市庁舎(Palacio Liévano)
市役所として使われている歴史的建築物。

⑤最高裁判所(Palacio de Justicia)
1985年に「司法宮占拠事件」が起こった場所(左翼ゲリラM-19が最高裁を占拠し、政府軍と衝突した)。

e. Santuario Nuestra Señora del Carmen

1930年代に建てられ、コロンビア・ボゴタにある美しいカトリック教会で、特にそのユニークな建築と美しい装飾で知られています。ゴシック様式の建築が特徴的です。赤と白のストライプの外壁や尖塔が目を引き、ボゴタの街並みに独特の風格を加えています。

3.食べ物

屋台のものは基本的に100円でした。そして、コロンビアの路面店は外れが無いです!!

a. フレッシュオレンジジュース

b. Chicha(チチャ)


Chicha(チチャ)は、コロンビアをはじめとする南米の伝統的な発酵飲料です。主にトウモロコシを原料としており、古くから先住民文化やコロンビアの農村部で飲まれてきました。甘くて少し酸味があり、独特な風味が特徴的です。見た目が微妙で、路面で売っているので不安かもしれませんが、是非試してください!!!とっても美味しかったので一番大きいボトルを購入しました!

c. アップルマンゴー

甘くない、カリッとしたマンゴーです。ライムと塩コショウを掛けて食べます。

d. Arepa de huevo(アレパ・デ・フエボ)

アレパは、トウモロコシ粉で出来ていて、アレパ・デ・フエボは揚げたバージョンです。アレパを軽く揚げた後、その中に生卵を割り入れ、再び揚げます。卵がアレパの中でふんわりと固まり、外はカリカリで中はジューシーな食感が特徴です。

e. Arte y pasión Café: Escuela de baristas

Arte y Pasión Café: Escuela de Baristasは、コロンビアにあるバリスタの学校で、コーヒーに関する専門的な技術や知識を学ぶ場所です。コロンビアは世界的に有名なコーヒー生産地であり、コーヒー文化が非常に重要な役割を果たしています。このカフェでは、その生徒や卒業生がコーヒーを淹れてくれ、別格です。


f. Bom Bon

人気カフェで、コロンビア産の新鮮なコーヒー豆を使用し、コロンビアの豊かなコーヒー文化を体験するのに最適な場所です。
また、Milhojas(ミルオハス)が人気商品。コロンビアをはじめとするラテンアメリカの地域で人気のあるデザートで、日本でいう、「ミルフィーユ」です。この名前はスペイン語で「千枚の葉」という意味で、薄いパイ生地の層を重ねて作られることから名付けられました。


以上が街歩き編でした!

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