ひとまず世間話02 #ふりかえり①
ひとまず世間話。略して、まずバナのコーナーだよ。
あるよねー、まずバナ。
評判は高かったのに、実際食べてみるとくっそまずかった店の話とか。
最近だったらこういうのもあるな。
撞(つく)舞についての刊行物が販売されてないか、龍ケ崎市歴史民俗資料館にて問い合わせたときのこと。
「刊行物のようなものは、うちでは出してないんですよ」
「企画展のパンフレットでも何でもいいんです。HPにあったPDFファイルみたいなものでも」
「PDF?」
「これ(プリントアウトしたもの)なんですけど」
「ん? こんなの作ったかなあ。観光協会じゃないかな。うちのテキスト、勝手に頒布していいなんて許可、出してないのになあ」
「……あ。僕、なにかまずいこと言っちゃいました?」
「あー、いやいや。大丈夫なんだけど」
本人まったく悪気はなかったのに、その言動によって周囲にそこはかとなく気まずい空気が漂うっていう。
ちなみに、PDFはだいぶ前に作った古い資料で、最新のものは会場で配布されましたとさ。
ここでは、そんな気まずい話(まずバナ)ばかりをこれでもかぁーってぐらいに書き連ねちゃいますよっ。←おいやめろ!
■デビュー戦からふりかえってみよう■
2024年7月7日(日)に初投稿してから1か月半。
先日投稿の秋田→青森回でようやくリアルタイムに追いつきました。
あとは野となれ、山となあれっ(魔法少女っぽく)♪
きらきらりーんっ☆ミ
相馬野馬追、ホント知らなかった。
友人の件があったんで、行かなきゃ話にならんって出かけただけで記事にする気もなかったし。
いずれ書くつもりで写真撮ってるのバレバレなわけだけど(笑)。
しばらく長文書いてなかったんでブランクが不安だったってのはあるな。
文芸は芸だと思ってる。1日休んだら3日は後退する世界。
資料読んだり考えたりしてるならまだしも、それすらしてなかったから。
で、記者仕事の基本に立ち返った。基本は2つ。
今読み返すとおカタいよね。堅苦しいって意味じゃなくて堅実に仕上げようとしてる。
イベントのメインは甲冑競馬と神旗争奪戦。⑤でレポートしてる。
もし⑤で終わってたら、俺が編集長だったらボツにしてるな。
書いてる奴の顔(個性)が見えんという理由で。
⑥でようやく自分らしさが出せた。スキつけてくれた人たち、本当にありがとう。
相馬野馬追の3日間の初日はパスして宮城県を取材した記録。
志波彦大神はこの土地の土着神で、おそらく塩作りに励んでいた有力者なんだろうけど、その役割は今や鹽竈神社と御釜神社が担っている。
立派な社殿に祀られているのだから、ほじくり返すのも気が引ける。
アラハバキはこちらでは道祖神と習合していて、多賀城や国府の魔除けとしての意味があるのかな。
志波(しわ)の地における魔が蝦夷を意味するってことは言わずもがなだけど。
関東におけるアラハバキとは違うと思うし、ひとつをもって全体を語れる神さまではない。
今後もこつこつと情報を拾っていくしかないよね。
裏話をしておこうか。
陰陽説では左右一対は男女をあらわす。向かって右が男で、左が女。ひな飾りと同じ。
武甕槌神が男神なのはいいとして、経津主神のところは女神のポジション。
経津主神は男神なんだけど、香取大神(元の神さま)は女神ではないかって説もある。
左右宮拝殿の建立当時の関係者は何か知ってるんだろうなー。今さら聞けないけど(笑)。
鹿島・香取の謎を解くためには聖地とよばれるものの成立条件を探っていかなければならない。
それで全国を旅することにした。
今、聖地で検索したらアニメの聖地ばっか出てくる。
でも、それでいいんだよ。聖地ってのは、人の手によって創り出されるものだから。
記事では「元いた神さまも大事にしてますよということで、武神たちは一対扱いで左右宮に鎮座した。」なんてそつなくまとめたけど、見た瞬間は内心おだやかではなかった。
今はまだ語れる段階ではないけど、きっちり調べていずれ書く。
で、ここから書き手としての独自性を追求していくと。
いきなり歌から入っちゃってるけど、これもう絶対たくらんでるやつだから。
文章は構成が大事。論旨の展開はいうに及ばず。
そりゃ書きはじめのころは起承転結だの序論本論結論だのしゃらくせ……ではなく可愛らしいことをやっておったわけですよ。
今はもう「つかみ」と「オチ」。これだけ。
本来ならケツ(結)記事で落とすところを、⑥の子馬ちゃんがかわいすぎてムカデ姫④までひっぱったっていう。
それですべったら目も当てられないところだったけど、みんな俺のスタイルを理解して好意的に読んでくれてる。ありがたや(涙)。
あのー、さんざんギャグにしておいて今さらなんだよって思われるかもしれないんだけど。
「おへれんせ」っていい言葉だよね。
あれれ(笑)。
だって「お入りなさい」って意味だよ。相手を受け入れる、あったかい言葉だよ。
歌詞の「じゃじゃもいねから」の「じゃじゃ」の意味は地元の人にもよくわかってないみたい。
お姑さんだったり家の主人だったり、いろんな意味や状況は考えられる。
だとしても、「お入りなさいよ」って言ってくれることの優しさ。
鬼に優しい仏さまにも通じる岩手県民の優しさ、あたたかさを感じさせてくれる方言なんだよ。
そりゃ宮沢賢治も生まれるわけですよ。←産んだのは賢治の母親だ
今回はここまで。
とにかく暑くて旅になんか出る気がしないので、続きは近日中に。
こんなときは、どうオチをつけるのかな?
そう、忍法・歌ってごまかせの術でござる。
ちゃーぐちゃぐぅ馬コがぁ もの言うぅぅたぁー♪
え、ちょっと待って。
おへれんせって馬コのセリフだったの(衝撃)!?
[お後がよろしいけれども②につづく]