ブレイクが起こる前にポジションを仕込むということ
今日はブレイクが起こる前にポジションを仕込むということについて言語化していきます。
基本的に負けてるトレーダーはブレイクが起こってからその予期していなかったブレイク(なぜブレイクが起こったのか分からず)に飛び乗りついていきます。
勝ってるトレーダーはブレイクが起こる前に既にポジションを保有して大きな値幅をとっています。
ではこの違いは何なのか?
勝ってるトレーダーはブレイクが起こるタイミングを分かっているということです。
ブレイクするタイミング(勢いよく値動きがあるタイミング)
=新規の注文、損切り・決済注文が多く集まる場所
=多くのトレーダー(大衆)がポジションを仕込む場所
と言い換えられます。
ではその多くのトレーダーがポジションを仕込む場所はどこか?
言い換えると、大衆の”注目度が高いポイントはどこか?”
それは以下2つの条件が揃った時です。
①反発回数が多い
②値動きが縮小していってる(トライアングル、ウェッジなど)
⬇︎ドル円の日足チャート

⬇︎ドル円の4h足チャート

4h足でキレイな上昇チャネルがひけます。キレイ=反発回数が多い=大衆が意識している
⬇︎ドル円の1h足チャート

切り下げラインもキレイに引けます。
また黒色水平線は1h足でのレジサポラインとして機能しています。
つまり、上昇チャネル、切り下げライン、レジサポラインとして何度も反発され、値動きもキレイに縮小していってるのがわかると思います⬇︎

①反発回数が多い
②値動きが縮小していってる(トライアングル、ウェッジなど)
揃っていて、注目度の高いポイントになっていました。
結果⬇︎(ドル円1足チャート)

上昇チャネル、切り下げライン、レジサポラインが交わるポイント(注目度がこの相場で最も高くなるポイント)で大きなブレイクが発生しています。
⬇︎4h足チャート

ブレイクが起こる前に
①紫丸で大きな陰線が発生している
②黄色丸で上髭が連続して発生している。
③最高値を更新できずに下落してきている。
から下降トレンドに転換していることがわかる。
さらに
⬇︎ドル円の15分足チャート

15分足で見るとめちゃくちゃキレイなグランビルの法則ができあがっている。
で、こういった注目度が高いポイントほど分割利確を利用して大きく利益をとっていくことが大切。
⬇︎4h足チャート

過去に意識されてる安値を大きく超えて下がっていった。
もちろん毎回このように意識されるラインを超えられる訳ではないが、注目度が高いポイントは今回のように大きく値幅を取れることも多い。
なので、分割利確をしながら値幅をとることを意識したい。
4h足、日足レベルの安値、高値は意識されやすいが、1h足以下の足での安値、高値はそこまで意識されないということも頭にいれておきたい。
下降トレンド転換していて、かつ注目度の高いポイントだった。
絶好の売り場だった。
①反発回数が多い
②値動きが縮小していってる(トライアングル、ウェッジなど)
こういう相場では大きな値動きが発生するので絶対に逃さないようにしていく。
で、もちろん、ブレイクしてからエントリーしていては遅いのでチャートを監視する際に注目度の高いポイントはどこだろうか?という視点を持ってチャートを見ることが重要。
今回のような相場は誰が見てもわかる訳で、あとはこういう相場を"絶対見逃かさない"という意識の差だと思う。
勝ってるトレーダーはその他のトレーダーと比べて、このチャンス相場に対する"絶対見逃さない”という意識が圧倒的に強いから勝ち続けてるんだと思う。
⬇︎参考(rumaさんX)
トレードが下手な人は全員読んでください。
— ruma (@FxRumasan) January 28, 2025
下手なトレードの代表例として… pic.twitter.com/f0vLhitO5Z
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以下の内容は「注目度の高いポイント」という内容で気がついた内容です。
それは「移動平均線が重なるポイントでは大きな値動きが発生しやすい」ということ。
グランビルの法則では短期、中期、長期足がキレイにトレンド方向を向くとトレンドが発生しやすいというのは誰もが知っていると思う。
僕もその内容は知っていたが、キレイに同じ方向を向いていない時でも3本線が重なるポイントでは大きくブレイクしやすいということ。
⬇︎はユーロドルの15分足チャート
青線:15分足20MA
ピンク線:1h足20MA
緑線:4h足20MA


これまでは15分足20MAが上向きでそれ以外の足が横向きの時は微妙にグランビルではないしな、、という感覚がありました。
でも、15分足チャートを眺めていると、MAが横向きだったとしても3本線が交わる(比較的同じポイントにある相場)ところでは大きな値動きが見られることが多かった。
これは考えてみたら当然の話で、
どの足を見ているトレーダーも価格が移動平均線に近づいてきたら、レートがMAに対して収束⇨拡散するタイミングで新規エントリーしようとする。
しかもどの時間足を見ているトレーダーも同じ思惑が同じポイントで起これば、勢いよく値動きが起こるのは当然のこと。
で、長期足3本が同じポイントにくる相場は滅多にやってこないが、
15分MA、1hMA、4hMAの3本が重なるポイントは結構あった。
僕の中では注目度の高いポイントとして移動平均線3本が重なるポイントも1つの要素として入れながら検証していく。
こうやって実際にチャートを見ながら自分で発見した内容ってめっちゃ価値があると思うので、今後も相場から自分で色んな発見をしていきたい。