9月8日(7日)の日記 鯖のリニアモーターカー
柄にも無く、こんなことを書くと言うことは僕の中で印象的だったことは間違い無いと思う。
と書き出しを書いたものの、日記を書かない人間なのでどう書けばいいのか分からない。ただ、日記というのだから今日あった事を綴ればいいだろう。拙い文章を晒すのは恥ずかしいけど、見てきた景色と感動を伝えたいのでどうか生暖かく見守って欲しい。
前日の僕は夜のバイトを終え、前から約束していた友人2人と晩ご飯を食べに行った。
当初の予定はチェーンのカレー屋さんだったが、ラストオーダーを過ぎてそうなのでファミレスにすることにした。
久しぶりに食べたハンバーグステーキは僕たちをUSJに行かずにUSJを楽しんだ気持ちにさせてくれた。
ドリンクバーで淹れた紅茶をがぶ飲みお嬢様した後に会計を済ませて駐車場に出た時、僕に天啓が降りた。
「そうだ。朝日が出る前に散歩に行こう。」
と言うことで、風呂に入った後で集まってからちょっと遠くにあるニュータウンを散歩することにした。
明日が仕事と言うことで1人とは別れ、2時間後ぐらいに2人で集合した。
髪を乾かしながら山月記の話をぐだぐだして
集合してからも山月記の話をたらたらして
橋を渡りながら山月記の話をとろとろした。
出た結論は「誰かが死んだ時に葬式でニヤニヤしながらオードリーのネタをすること」だった。
そんなかんやで草に突っ込み、ガードレールに突っ込み、車に突っ込みニュータウンにたどり着いたわけで。
感動だよな。走馬灯で2秒は流れても許せる。
と言うことで本懐を遂げたハゲ2人はご飯を求めてコンビニへ吸い込まれていった。アホ丸出しである。
だって汗だくの全身黒ずくめの2人組がニヤニヤしながらおにぎり見てるんだよ?!怖いだろ。
その後、人の優しさに触れたバケモノ2匹は見晴らしを求めて近くにあるちっちぇえ山でありったけのエモを食った。頂上で雑談をしている近隣住民は、どこか他人行儀で寂しかった。
これ以上書くことも無くなったから日記はおしまい。
次に書くときは虚言も混ぜたいな。