森プロ活動日誌 8-9月報告
こんにちは!
森とつながるまちづくりプロジェクトに所属するあゆむです。
こちらの記事では、8月中旬〜9月中旬までの
活動報告をさせて頂きます。
1. さくらの家、森林組合
火曜と金曜は恒例のクロモジ収穫と検品作業。この1ヶ月はめちゃくちゃ暑かった!さくらの家の事業所の方と比較的涼しい午前の時間を使って山に入り、ふくぎ茶用のクロモジを収穫します。また、森林組合とも連携し、間伐される場所を事前に把握することで無駄なくクロモジを収穫しようと試みています。
2. 販促事業【森のすみかホロロ】
今月は自分たちで商品開発した燻製料理を2度出店させていただきました。
元々、商品(ふくぎ茶)にならないクロモジの木が余っている現状を知ったことがきっかけで燻製料理を出しはじめました。
3. プランター事業
森プロ、港のテラス大リニューアル宣言!
何もなかった港の屋上テラスの緑化にも取り組みはじめました。観葉植物を置いたり、ハーブや野菜を育てたり、これから一つのコミュニティスペースとして機能させていく予定なのでみなさん足を運びにきてみてください🤗
また、「こういうことをやって欲しい!」「一緒にこのスペースを活用して何かやりたい!」などありましたらぜひぜひお声掛けください✨
4. moriのイベント
9月に入ってからはクロモジ✖️子供のイベントも実施しました。
森プロだけでなく、イベントの企画や予約受付は島体験生の子達が中心となって取り組んでくれたおかげで大大大大成功となりました!
午前中は山でクロモジの植林や収穫を行い、お昼はさくらの家でカレーをいただき、午後は開発センターでクロモジの染め物を作ったり、ボッチャしたり子供の元気さにエネルギーをもらいました🔥
また、帰り際に保護者から、
「島にきて初めてゆっくりする時間をいただけました。」
「お昼寝をたっぷりすることができました。」
「お昼ご飯を考えなくて良かったので助かりました。」
など、感謝の声を多くいただき、やって良かったと心の底から思えました。どこかのタイミングで第2回も開催しようと思います!!
5.その他
お試し島体験生の受け入れ
一次産業や島留学の制度自体に興味のある子達が森プロにきてくれました。クロモジの収穫、さくらの家での検品、さつまいも畑の草刈り、里山里海の方と外構作業のお手伝いなどなど盛りだくさんの2日間でした。
セントラルでの作業
週に2回ほど港のレストランであるセントラルで勤務しています。
野菜市や星空映画祭
食プロ✖️大交流で行っている野菜市に売れない野菜をおろさせていただいたり、星空映画祭の準備のために竹を切って運んで組み立てたりもしました!
余談
早いものでもう8月が終わり、暦上では秋の季節となりました。毎年のことですが、猛暑が続き、異常気象という言葉が何度も繰り返し叫ばれていたなと感じます。うんざりするような暑さの中、自然の恩恵を受けたものの一つに「森」があります。
アスファルトの上を歩くと、たちまち脳みそが溶けてしまいそうな暑さですが、杉林に足を踏み入れると気候は一変。森の隙間から吹く冷たい風は心地良く、身体の力が程よく抜けてはじめてそれまで自身の体が力んでいたことに気がつきます。かすかに吹く風の音と鳥の鳴き声が静寂な森の中で波長を揃える中、周りより出遅れて羽化した蝉たちが限られた天寿を全うしようと言わんばかりに鳴き続けています。それでも木々や葉は次第に枯れていき、世間が夏と秋のハザマをさまよう中、私は一足先に、「秋の季節」へと踏み入れていくのでした。
プロジェクトの話に戻りますが、森プロとして活動していく中で自然の力をひしひしと感じる瞬間が多々あります。一度枯れた幹から新しい脇芽が生成されていく瞬間、木の根っこの図太さ、無限に生えてくる雑草、木々の隙間から差し込む木漏れ日が創り出す風景。自然の中で、お仕事をさせていただいて初めてわかる自然の美しさ、淋しさ、怖さ。
現在、新しいメンバーを募集中ですので、一次産業に興味のある方や自然と関わりながら活動したい方はぜひご検討ください🍀