cl愛知2022 マスター 7-2 41位 ダイケンキドガスファイヤー
はじめに
初めての方は初めまして、いつも記事を見ていただいている方はお久しぶりです。熊本のローカルチームOPDとして活動しているぐっちー(@gucchipoke)といいます。今回のチャンピオンズリーグ愛知2022で7-2の41位という結果で、優先権のシステムが従来通りであれば次の横浜での出場権を獲得できました。
握ったデッキが、デッキタイプ自体は散見されるもののマタドガスが採用されておらず、デッキへのアプローチが他の方と異なるように感じたので今回記事を書くことにしました。
デッキ自体の原案はりん(@kr68_)さんのnoteに載っていたレシピを自分なりにアレンジしたものになります。
原案のnoteには今回使用したデッキタイプ以外にもたくさんのデッキレシピが載っていてとてもおすすめですので是非そちらの購入も検討してみてください。いかにURLを記載しています。
すでにバトルリージョン環境は後期であり、デッキリストまでは無料にするか悩みましたが、参考元が有料なことと、横浜の資金がないので有料にさせていただきます。熊本から毎回毎回関東まで行くのは学生的にはクソきついので購入していただけるとありがたいです。
無料部分にはデッキの強みを、有料部分には環境の捉え方とデッキ選択の経緯、デッキリスト、各カードの採用理由、簡単な各対面の立ち回りについて載せています。
突然ですが、自分はあまりプレイが上手い方ではなく、その時々で環境や大会に適したメタよりのデッキタイプを選択し、既存のデッキを組み替えるのが得意なプレーヤーだと思っています。
そのような決して強いとは言えないプレイヤーでも今回7-2完走をすることができました。なので今回のnoteでは環境の考察やデッキ選択経緯に重点を置いて述べ、プレイングという側面に注目したときにポケモンカードが下手なプレイヤーがどのようにしてCLを完走したのかを見て欲しいと思っています。
単純なデッキパワー以外の視点からデッキを選んでいる人間もいるということと、そういった人間がどのように思考をしているのかの参考になればと思います。
デッキの強み
デッキリストは有料部分に載せているので少し分かりづらいですが、参考までに先にデッキの強みについて述べておきます。
まず環境的にマタドガスがとても刺さっていること。相手の動きを妨害しながらダメカンを載せる、サイドを進めることができるのは強力です。
次にダイケンキの単体性能の高さが上げられます。環境でダイケンキをワンパンしてくるデッキはほぼミュウのみであり、逆にこちらはクイックシューターを絡めることでのVSTARやVMAXを1回の攻撃で倒すことができるためサイドレースを管理しやすいです。
また裏工作+Vポケモンアタッカーのデッキで起こりがちな、初手にアタッカーを置けないという問題も、
①フーパやドガースという選択肢がある
②マタドガスで時間稼ぎができる
③ダークパッチで手貼りの遅れを取り戻せる
といった点で解消できます。
逆にこのデッキをフーパドガスファイヤーとしてみた場合、序盤多少相手が止まったとしてもアルセウス系統に対して苦しい、というデッキの課題をダイケンキが解決していると見ることができ、とても相性がいいと感じました。
最後の一つが、非Vのデッキとしても戦うことのできる柔軟性です。ダイケンキは序盤の1ターンに一度相手の攻撃を耐えればサイドレースとしては互角であり、むしろVSTARパワーにクイックシューターを絡めてサイドを多く取ることができます。それ以降はドガスフーパファイヤーとして戦えば良いので非vのデッキとも互角以上に戦えると思っています。
当日のマッチング
アルセウス裏工作 後 ×
ミュウ 先 ○
アルセウスバレット 後 ○
純ダークライ 先 ○
ドガスダークライ 先 ○
連撃アルセウーラ 先 ○
ミュウ 先 種切れ ○
色々入ってるやばいアイアントLO 先 ○
アルセウスミュウ 先 ×
7-2
環境考察
愛知に向けて当然環境考察を行い、作成したtier表は以下のようなものでした。
圧倒的なtier1は変わらずミュウで、それに対応できる水アルセウスが続くと考えていました。結果から見ても当たっていたと思います。
このtier表をもとにデッキを作成する際に設定した条件が、以下の5つにしました。
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