SOAS 2年目
別途閉鎖したブログに記載してあった記事をほぼ丸コピした為、内容の重複等があるかもしれませんが、SOASのオンライン修士の2年目の授業や修論の準備の状況について記載します。
〜2020年9月(2年目上期)
上期は、Energy & Developmentの授業を受講。
期末試験は、コロナの為、試験会場での試験は難しく、オンラインのオープンブックテスト。試験当日になると、ポータルサイトで問題が公開され、48時間以内に自分の考察をまとめ、アップロードするというもの。複数の問題があり、その中から選ぶ形式。捻った問題はなく、また、オープンブックということもあり、確りポイントを押さえておけば特に問題はなかった。
2020年10月
修論の中間報告。これはワード一枚で現状を学校及びチューターに報告するもの。
中間報告そのものは楽勝であるものの、そもそも研究を進めていないとかなり苦しい言い訳をすることになる(そして実際に自分の場合はそうなった)。
春先に作成した、いつまでに何の工程を終えるというガンチャートを5ヶ月ぶり?に開いてみたところ、インタビュー等を進めていないといけなかったことに気づく。まずい。とにかくコロナで進捗が思わしくない、下期に挽回する、と誓い提出。この中間報告は点数に反映されず、本当にただの中間報告。何も解決していないけどとりあえずセーーーフ。
2020年10月〜2021年2月
2年目の下期は大学院生活の最後の授業。別の学部だけど、関心のあったGlobal Public Policyを受講。SDGや各種エネルギー政策等について勉強したけど、こうした政策の背景について知りたかった為。
この授業は、期末試験はなく、その代わり、6つの課題を下期を通じて提出し、その点数で評価されるもの。最後の課題は5千語のエッセー。
最後以外の課題はペーパーを書き、生徒同士でコメントしあう内容。ただし、掲示板を通じてであり、ビデオ等のliveの交流はなかった。
どういう観点で政策を考えているのか、という、言われてみれば当たり前であるが、同時に難題であることについて学ぶにはいい機会。
2021年1月〜4月
修論の仕上げの期間。
本当は「仕上げ」をする期間であるが、私の場合、参照する文献は2020年内に大体揃えていたものの、インタビューは1月に行い、そこから漸く本格的に書き出しました。
語数制限は1万。なので9,500-9,999を目指して頑張ることに。
従い、1月後半から2月下旬にかけ、週末は毎日1千語を書くという苦行を敢行。冬休みも取得しましたが、全て修論作業に費やしました。まあどうせコロナで行くところがなかったというのもありますが。
インタビューは、それぞれ1時間強。全てZoomで行い、そして録音し、nVivoというソフトで文字に起こし、それを全てチェックするという地道な作業。私は3人で済みましたが、これが20人とかになるとそれだけで2ヶ月はかかりそう・・・
インタビューデータを元に、コーディング(頻出のテーマ等を探す)を行い、それをデータとして論文に折り込む作業が続きます。
紙に落とし込んだインタビューのデータはなまりのきつい相手もいるとかなり修正が入ることに。実際には提出しませんが、いざというときにはエビデンスとして出せるようにしておく必要があるので確り対応する必要があります。
形になり出したのが3月に入ってからで、随時チューターとコメントのやり取り。指摘が入ったのを修正し、また提出。4-5往復ぐらいはしたはずですが、これでもまだ少ない方だと思います。
4月中旬が締切りで、一週間前にはアップロードしていたものの、そこからあれもこれもと欲が出たり、評価要領を見ていると、要修正箇所が出てきたりし、結局、締切の30分前に三回目の最終提出。
合計1万語の論文で、恐らく分量としては少ない方ではないかと思いますが、それでも終わった時の達成感はものすごかったです。
2021年6月
修論の結果発表。60点以上が取れ、With Meritと、決してよくはありませんが、そんなに悪くもない結果になり、卒業が確定しました。
志が低い、と笑われるかもしれませんが、フルタイムで働きながらの身でしたので一点でも合格ラインを超えていれば勝ちと思っておりましたのでよかったです。そして同時にほっとしました。そして、奨学金等に頼らず、自費で通い、そして仕事と両立させながら修士号が取れたことは、大学卒業よりもよっぽど達成感があります。