【理論家さんたち】①シャイン
キャリコン国家試験対策として理論家さんをできるだけシンプルにまとめる企画です。覚えるきっかけになるようご活用ください。
理論家さんのご紹介
エドガー・ヘンリー・シャイン(Edgar Henry Schein)
1928-2023.01.26
米国・心理学者
概要
陸軍の洗脳研究を行った後、マサチューセッツ工科大学で組織心理学やキャリア開発、産業心理学の発展に寄与します。「組織と個人」「組織内キャリア発達」などで有名。著書は「Matching Organization Needs(キャリアとは生涯を通しての人間の生き方、表現である)」。
シャインは大きく2つの視点からキャリアをとらえています。
発達的視点:組織と人の相互作用で成長し続ける
臨床的視点:仕事生活以外の領域も含めて状況を考えなければいけない。
また、外的キャリアと内的キャリアに分類して考えることも提唱。
外的キャリア:その人が経験した仕事の内容や実績、地位など
内的キャリア:その人が主観的に受けるやりがいや達成感
外的キャリアは履歴書や職務経歴書で登場し、内的キャリアは仕事に対する価値観や Will Must Can などで現れます。
これから内的キャリア(人)と外的キャリア(組織・環境)にかかわる理論についてご紹介します。
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