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NY ART EXPO(ニューヨーク アート エキスポ)再び!昨年の成果と今年の話

昨年、悩んだ悩んで決めたNY ART EXPO(ニューヨーク アート エキスポ)への参加。出品した2点のうち1点は、11月初旬に開催されたART SAN DIEGOにも出品しました。

自分にとって大きな挑戦だったし、経歴という面ではプラスになっているのですが・・・。2点とも販売に至らなかったという負の面ばかりが気になってしまいます。作品に魅力が足りなかったのか、価格に対して作品が見合っていないのかなど悶々と考えてしまうのですが、私が出品した2点の作品が大好き!ということには変わりはなく、今年は国内で展示したいと思ってます。

展示の様子

■今年はどうする?

ここからが本題。出品費用は高いし、円は相変わらず安い。昨年秋、World Wide Art社から出品の打診が届いてからずっと考え込んでいました。ちなみにWorld Wide Art社のディレクターさんとのやりとりは2020年頃から。最初はなんでこの会社から?と思っていたのですが、後にAdobe Behanceを見て連絡してくださったことがわかりました。

■コンテストを利用してみた!

ここで、1つの案が浮かびました。2020年からお付き合いがあるフランスのアートマガジンCircle Foundation for the Artsは、World Wide Art社と提携をしていて、優勝者(1名)はNY ART EXPOに無料で出品できるコンテストを毎年実施しているのです。

本当にレベルが高いので、この1名になることはおそらく不可能なのですが、ファイナリスト(予選通過といったところ)なら応募者の10%〜20%位が選ばれます。そして、出品費用が20%オフになるのです。3年前にファイナリストに残れたことがあったので、ここを狙ってみることにしました。

■思いが通じてファイナリストをゲット!

本当にありがたいことに、2点提出したうちの1点がファイナリストに選ばれました。下記が選ばれた作品です。隅田川テラスで撮影した写真をベースに、色とりどりの落ち葉と空の写真を重ねています。河から空に向けて登っていくような落ち葉が夜空の星のようにも見えるとことが気に入っています。ぱっと見たときの印象は少し暗いのですが、大きくすればするほど魅力が増していく作品です。

縮小したこの作品を中央に重ねることで遠近感をだしています。
ファイナリストの証明書

もちろんファイナリストになっても、必ずしもNY ART EXPOに参加しなかればいけないという縛りはありません。

■展示に関わるコストが壁!

World Wide Art社の展示では、展示費用の大まかな基準は決まっていますが、点数や作品の大きさによって費用が変わります。早速コスト計算をお願いしました。

届いたコスト計算を見ると、20%OFFの金額はかなりありがたかったです。とはいえ、作品の加工費や輸送費を加えるとそれなりの金額になってしまうので、悩んだまま年越しとなりました。2025年の年明けに「何もしなければ何の成果も得られない」と思って出品への気持ちを固めました!

■支払いはクレジットで(^^;

支払いはPayPalを使っています。先方へは一括で支払って、クレジット会社の方で10回払いにしました。分割払いの手数料は取られるけれど、為替のアップダウンに翻弄されないのてちょっと気が楽です。

■2月18日に送り出しました!

部分写真なので分かりにくいのですが、A2サイズ(420mm x 592mm)で、シャイニーブルー(ブルーの光沢感あり)というプリント用紙に印刷し、透明アクリルを圧着しています。見る人の立ち位置や光の加減によって青の光沢感や深みなどの見え方が変わります。

思っていた以上に明るく仕上がりました。

本当はNYまで見に行ければいいのですが、なかなかそうもいかないので、私の分身としてお客様を楽しませておいで!と送り出しました。輸送は国際郵便を使用しています。

■そんなわけで、今年も頑張って働きます!

レギュラーでやってきた仕事を昨年で卒業して、今年はどうやっていこうか絶賛悩み中ですが、できることから今年も頑張っていこうと思っています。

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