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昔々『わたくしたちのサラダ記念日』という本に短歌が掲載されましてな……

その昔(^^)/『サラダ記念日』が大ヒットした後で、俵万智さんが選ぶ『わたくしたちのサラダ記念日』という公募がありました。

その頃、私はときどき短歌を作っては、雑誌や新聞に投稿していて、ちょっとばかり『サラダ記念日』に縁を感じていることもあり、これは出せねばと投稿。結果は入賞だったか佳作だったか忘れたけれど、『私たちのサラダ記念日』に掲載されました。

とはいえ、公募作品の本だし、きっと誰もこの本のことを知らないだろうし、ましてや私の短歌なぞ気にとめる人もいないだろうと思っていたのですが……。その後、ネットで知り合った人から「その歌を覚えているよ!あの本の〇〇ページの」的なことを聞きびっくり!正直なところ、本に掲載された以上の驚きでした。

このできごとを思い出して、改めて、自分が書くものや描くもの、制作するものが、誰かにつながる、きっと誰かが読んで役立ててくれる、だからね、ちゃんと取り組まなくてはいけないんだと、改めて思った朝でした。

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『わたくしたちのサラダ記念日』(河出書房新社)
「サラダ記念日」の熱い衝撃につき動かされて、20万首を超える作品が全国から寄せられた。その中から1400首ほどの作品を厳選して俵万智の序文を付した、現代の万葉集。(河出書房新社 HPより)

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