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2/8「エア鼻フック選手権(仮)」試演・振り返り記事【脚本の書き方・実践編ver】

◆はじめに
この記事は「脚本の書き方・実践編①」用に再編集した記事になります。なりますが基本的には掲載当時のままにしております。予めご了承下さい。


タイトル通り・エア鼻フック選手権(仮)の試演(稽古)の振り返り記事です。

書いてても意味わからない物語でしたが、演ってみても意味わからない物語でした。そしてそれは登場人物にとっては理解出来る世界になればなるほど面白さに繋がる意味のわからなさでした。どうしてもコントに思われがちな作品になってるけどね、テキストの所為でね。

コントと演劇の違いってなんだろう、って話なんだけど(僕の中には)明確にはなくて役者が演じるのがコメディで芸人が演じるのがコントだとか、ラサール石井さんだったか誰かが「舞台上から出て行こうとする人間を引き留めるかどうか、で演劇とコントは分かれる。引き留め続けるのがコントで、引き留めるも出ていくのが演劇」みたいな、あくまでみたいな事を言ってた記憶。ある種お約束の中で完結するかどうか、的な。演劇にもお約束はある事はあるし、お約束をフリとして使えれば効果的になるかも知れないんだけど。わかりやすい例では物語上、最後は絶対勝つはずな主人公が負けて死ぬとか。

そもそもコントってのは社会風刺(イギリスなどで)を交えた舞台の一つで、日本に輸入された時点で社会風刺はほぼ無くなり現在の日本流のコントになったそうで。イギリスのコントと言えば、モンティ・パイソン。

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劇作イベント(プロット作り)の振り返り記事等(10記事以上)収録。プロット作りの過程、そのプロットのテキスト化・稽古(試演)の様子を覗き見れます。その中での紆余曲折などを丁寧に解説。酸いも甘いもひっくるめてその過程を楽しんで頂き、何か一つでも貴方の劇作にお役に立てれば幸いです。

劇作イベント第1回〜第10回の「振り返り記事」等を一つのマガジンに纏めました。振り返り記事の他、試演&テキスト・目次(全ての回へのコメント…

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