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紅茶の等級は品質の良さを意味しません

紅茶の茶葉の等級は、主に茶葉の品質や外観に基づいて決定されます。この等級は、国や地域によって異なる場合があり、世界的に統一されたものはありません。
今回は、よく見かけるOP、BOP、ダスト(D)について簡単にご説明します。

●オレンジ・ペコー(Orange Pekoe、OP)

OP(オレンジ・ペコー)タイプのヌワラエリヤ産紅茶

葉の先端から2番目の葉です。
茶葉の形がそのまま残っているタイプです。
形は針金状で、大型の葉です。
☆「オレンジ」という名称がついていますが、オレンジの味がする意味ではありません。

・茶葉のサイズ:7mm~1cm位
・ティーカップ1杯分:約3g
・蒸らし時間の目安:約3~5分

●ブロークン・オレンジ・ペコー(Broken Orange Pekoe、BOP)

BOPタイプのウバ紅茶

このBOPタイプの茶葉は、スリランカ産の紅茶でもよく見かける茶葉の等級です。芯芽を多く含んでいます。
蒸らし時間があまりかからず、かといって水色が良く出て香り高いため、人気のある等級です。

・茶葉のサイズ:2~3mm位
・ティーカップ1杯分:約3g
・蒸らし時間の目安:約2.5~3分

・ダスト(Dust、D)

ティーバックに使われる等級は、ほとんどがこのダストです。
茶葉のサイズが最も小さいです。
☆ダスト=ホコリ という意味ではありません。

・茶葉のサイズ:1mm以下
・ティーカップ1杯分:1ティーバック
・蒸らし時間の目安:約1~2分

茶葉のサイズによって、抽出時間を変えることにより、より美味しい紅茶を頂くことができます。

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