子どもの居場所がある場所
毎日毎日子どもと向き合っているけれど、第三者のほうが何かと効果があるな、ってことがあって、有り難いと思うのと同時にちょっぴり悔しい。
でも、やっぱりだからこそ親や学校の先生以外のつながりってあるといいよな、と思っています。
我が家は「そらぱれ」(旧みちらぼ)というオンラインの習い事に参加しています。(みちらぼは今月から「そらいろぱれっと」と名前を変えてパワーアップしています。)
この習い事では、デジタルツールを学べると同時に、「生き抜く力」を育てることにも注力していて、習い事をさせてもらっているというより、子育てに伴走してもらっているという空気があります。
詳しくは、我らがうめちゃんのnoteを読んでみてください。
そして、ホームページもかわいいのでぜひ覗いてみてほしいです。
今日は、「そらぱれ」で「もくもく会」に参加しました。
「もくもく会」とは、みんなで集まって黙々と「自分で決めたこと」に取り組む時間のことです。
この「もくもく会」の冒頭にうめちゃんが、「姿勢をよくしよう」と子どもたちに語りかけました。
そして集中するためのきっかけづくりもしてくれました。
子どもたちは、すっとその呼びかけに反応します。
これって家庭ではなかなかこうはいきませんよね。
たとえ、私が同じように声をかけても、集中するように促しても聞き流されるか反発されるか、どっちかですね。
一時が万事こんな感じ。
簡単だけど大事なことは、母と子の間では甘えがあるのか、おざなりになってしまいます。
でも実は、この簡単だけど大事なことをやってもらいたいのです。
先に例を挙げた姿勢や集中のこともそうだし、あいさつをすることや新しいことにほんの少しでも挑戦すること、こういうことって身内からの促しでは年齢を重ねるごとに難しくなってくるような気がします。
これはきっと学校の先生にも同じ現象が起こってくる確率が高くて、学校の先生の言うことなら聞く、という感覚もだんだん薄らいできてしまうようです。
そんなときに親や学校の先生以外の大人、もちろん信頼関係のあるよその大人がいると、その人が影響力を持つ可能性が出てきます。
そこには、親でさえも立ち入ることのできない結びつきがあって、きっと親や学校の先生に対しては持っていない種類のリスペクトがあり、お互いの立場や存在に対する尊重があるのかもしれません。
親も学校の先生も、子どもに対してけっこう土足で入り込んでしまうことがありませんか。
もちろん物理的にも精神的にも近い距離にいるから、敢えて土足で踏み込むような真似をすることもあるかもしれないけれど、決していいやり方ではないですよね。
「そらぱれ」にはたくさんの先生がいます。
持っているスキルもバラバラ、性格も性別もバラバラ。
だから、きっと子ども自身が人と人として接することのできる大人をこの中に見つけるのではないかと期待しています。
あの先生がいるなら参加しようかな、あの先生が言うんだからやってみようかな、そんな関係が生まれてほしいというのが私の願いだったりします。
そして、実生活とは近くない大人とコミュニケーションをとる経験も積めればいいですよね。
親とは違う意味で、掛け値なしに自分自身を見てくれる大人と出会えると、それは一つの居場所になるはず。
そんな出会いが「そらぱれ」にはありそうな気がしています。
「そらいろぱれっと」は、2024年4月22日から月末まで新規生を募集するそうです。
興味のある方はこちらの動画も見てみてくださいね。