【ドキュメンタリー感想】世界の”現実”旅行/ラテンアメリカ
はじめに
僕が感じたことを書いていく駄文です。文章の拙さなど許容していただけると幸いです。
今日は時間がなかったのでNetflixでサクッと見られる「世界の”現実”旅行」の8エピソードのうちの1つ、ラテンアメリカ編を観ようと思う。
この番組がヤラセなのかどうかは置いておいて、普段知ろうとも思っていない地域の何かを知るにきっかけにはいい番組なのかなぁと思っていたりする。
コロンビア/メデジン
麻薬王パブロ・エスコバルの本拠地であったメデジン。麻薬王という言葉は知っていたが、僕の知識不足もあり人名も土地名も全く聞き覚えがない。そんな彼は何をしたのだろうか。
パブロ・エスコバル、二つ名の通り麻薬で財を成したマフィア?らしい。麻薬と酒と女、まさしくフィクションの中のマフィアだ。しかしこれは現実だったらしい。
さらにはメデジンを世界一の殺人都市へ変貌させる。彼の居住地には無数の隠しスペースがあり、実際に爆弾を投げ込まれたこともあるらしい。彼の最後も殺されて終わるという映画さながらの人生だ。
しかし街中には彼の壁画が存在し、貧困層には彼から貰った家に住んでいる人も存在し、麻薬で成した財をただ散財して女を囲っていたのか、純粋に好意で与えていたのかはわからないが、現地人にとっては敬愛の対象となる人物らしい。
個人的に見ればすっっっごい悪人に見えるが、このメデジンにおいては必要悪だったのかもしれない。自分の力で成功し、やりたいことを自由に、邪魔があれば力でねじ伏せる姿勢は称賛はできないが、素直に凄いと思う。
メキシコ/メキシコシティ
日本のお盆や彼岸と同じく、メキシコにも”死者の日”と呼ばれる死者に祈りを捧げる風習があるらしい。ただ、日本と違ってハロウィンのように骸骨の仮装を行い、それに祈りを捧げていた。サンタ・ムエルテという宗教と深い関わりがあるらしいが、これまた聞いたことのないものだ。
エクソシストたちによればこの宗教はカトリック系統であるらしいが、完全に異端で悪として認識されているらしい。サンタ・ムエルテの信者に悪魔祓いをする様子からは、どちらがヤバい宗教なのだろうと思わされたけれどもね。
面白いことにこの宗教の信仰対象は死の成人もしくは女神らしく、死そのものらしい。そしてこの聖母は酒とマリファナを嗜むそうだ。
ドナ・キエタと呼ばれる女性が礼拝堂を作り、以後はそこが本拠地?のような役割のようだ。意外なことに普通の気の良いおばちゃんであった。
この宗教は死を恐れているため信仰するのではなく、彼女は「もっとも尊い生き方は恐れずに生きること」と語り、死という概念を恐れずに肯定することで成り立っていた。
この宗教が浸透している地域が社会的弱者が多いということもあり、邪悪で異端な宗教とみなされているが、実態は信仰によって勇気づけられており、むしろこの地域では無ければ希望が持てないようなものかもしれない。
最近日本では宗教問題が話題になったが、実際にその宗教に問題があるのかは視点が違えば変わってしまう(実害があれば話は変わるが)ものであるし、難しい問題だと思う。
メキシコとアメリカの国境
メキシコからの不法移民体験ツアーなるものがあるらしい。そもそも不法入国しようとすると、徒歩で6時間かかるらしい。
不法移民を待ち伏せにする強盗や麻薬密売人に襲われることも多く、この6時間は歩き通した6時間ではないことがわかる。襲われる体験もツアーに含まれているらしい。また、疲労や水分などの懸念要素も多くあり、実際に想像するところの比ではないのだろう。そこまでの覚悟を持って入国を目指しても、必ずしも成功するとは限らないのがヤバいね。これは実際に体験しなければわからなそうだ。
ただそうまでして不法入国する理由があることに悲しくなる。ぜひともというとちょっと違うかも知れないが、不法入国を目指す人々に話を聞いてみたい。
おわりに
ここを読んでる人がいるか謎だが、まずは目を通してくれてありがとう。僕が思ったことを適当につらつらと書いているだけの駄文なんで勘弁してください。
本当はもっと書きたいこともあったりするのだが、文字に起こそうとすると意味がわからなくなったりしたので文章としておかしくなさそうなものだけ書いた。文章ってどうやって書くんだろうね。伝えたいこと、書きたいこと、書けることって全部違って、僕の頭じゃ追いつけないや。
早いうちに他のエピソードも書けたらいいなぁと思っております。とりあえず明日は小説か映画のどっちかを予定してるんでよろしくお願いします。
ではでは、ここまで読んでくださりありがとうございました。またどこか僕の投稿を見てくれると嬉しいです。