【読了】すごい左利き
記憶はいつも風景として記録されていた。
思い出も、教科書も。
ラジオを聴くのが好きだった。
音で、言葉で、表現するといつもしっくりこなくて、図や絵ですることが多かった。
瞬発的に言葉にするより、文字を推敲して並べ替えたりできる、文章を描く方が得意だった。
これが全て「左利き」の特性なのだと、この本を読んでとてもスッキリした。
この本のいいところは、「左利きだからすごい」というのではなく「左利きってこういう風に脳を使ってるから、こういうことが得意で苦手なんだよ」ということをわかりやすく、脳科学的に書いてくれているところ。
帯に「救われた」というワードが目について手に取った本。私も救われた。
左利きの人だけでなく、身近に左利きの人がいる人(特に、左利きの部下を抱えている人)にはぜひ読んでほしい。
あなたの身近な左利きが爆発的な能力を発揮するヒントがここにはある。