ポストColabo論

 Colaboはここまで注目と批判を浴びてしまうと、これまで通り活動するのが難しくなります。仮に会計不正が軽微なもので収まったとしても、保護した女の子に共産党候補のビラを配布させたり、辺野古座り込みや韓国慰安婦デモに連れて行ったのは周知の事実となりました。このまま活動を続けたとしても都からの支援の縮小または打ち切り、それ以外の寄付金は減少することが当然予想されます。

 とはいえ、Colaboが行き場のない若年女性の一部の受け皿になっていた事実はあり、Colaboが燃やし尽くされた後の対応を考える必要があります。今回は、この騒動後の若年女性支援活動のあり方について、いくつかのルートに分けて考えてみます。

(a)Colabo活動停止、代替案なし
 焼け野原ルート。
 まあでも、Colabo登場以前も世の中は廻ってたわけですし?

(b)Colabo今のまま活動続行
 前述の通り都からの支援や寄付金は減少、また保護対象の女性からも怪しい団体と見られるため(擁護派は濡れ衣による偏見というでしょうが、いずれにせよそうなる)、活動自体がジリ貧になります。

(c)Colaboへの委託事業を中止、警察や児童相談所の対応範囲を拡大
 これが1つの正解かも。
 とはいえ、Colaboが培ったノウハウといえるものは一定あり、公的機関がこれまでと同じようなディープさで若年女子層に入り込んで困窮者を救えるかは疑問があります。

(d)透明性が高い新規団体を立ち上げ、そこに委託
 透明性が高く、党派性のない新規NPO団体を立ち上げ、そこに委託するルート。
 正直、今のColaboと同じレベルで活動できるまでには時間はかかります。でも公金投入事業で政治活動されるぐらいなら、こちらの方が良いと思います。

(e)Colaboのスタッフを吸収した新規団体を立ち上げ、そこに委託
 (d)の亜流ですが、搦め手があります。
 内的要因か外的要因かはさておき、仁藤氏がトップでは今後の組織の正常運用は困難です。そのため、外部から人材を持ってきてトップに据えます。党派性が薄く、かつ実績がある学識経験者、または実業界出身の女性がいいでしょう。もちろん監査役も入ります。
 仁藤氏や主要なスタッフは、新たなスタッフと共にこの女性の配下に入ります。韓国の性売買はもともと日本が持ち込んだ」などというわけ分からんことを言い出したら速攻クビ(契約打ち切り)という制約付きです。これにより、仁藤氏らの培った若年女性支援のノウハウを活かしつつ、政治色のない活動ができるようになります。
 踏み絵を踏ませるようですが、仁藤氏に若年女性を救う活動を続けたいという意思があれば出来るはずです。それが出来ないのであれば、(c), (d) のどちらでもいいかなと。


 以上、この騒動が終わった後の思考実験でした。
 願わくば(a), (b)ではなく、(c), (d), (e)のいずれかで落ち着き、救われる若年女性が増えるといいと思ってます。


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