なんでもないしなんにもない

おおきめな、ひとりごとです。なんでもない話し。

私は、背が低いし、体は太めだし、顔もおかめ納豆パッケージだし、声が低いし、滑舌が良くないし、だめなキャラクターでしかなくて。理想は、背が高くて細くてキリッとしたクールでビューティーなひとになりたかった。なれないのは分かってる。そこまで自分のこといやでもないし。周りから外見ことでとやかく言われたくないけど、こんな自分じゃなかったらお笑いの世界に入りたいなんて思えなかったし、楽しい経験だって出来なかった、すきなひととも知り合うことすらなかったかもしれない。

だからこそ今は、もしこの世界から抜けたときどうなるんだろうって思う。おおぞらモードじゃなくなって、芸人じゃなくなったら、私の存在に意味ってあるのかな。すきなひとは私をすきでいてくれるのかな。ちゃんと日常生活を生きられるのかな私。

相方はきっとどこまでも強く生きていけると思うし、この世界にいつまでも残るんじゃないかな。あのひとはずっといると思う。私がいてもいなくても。

今なら感情に任せて簡単にこんなことを言ったのは良くない事だったと分かることなのですが、1度だけ本当に初期に私が、言われた言葉にかなしくなっていらいらしちゃって『解散しますか?』と言ったら相方は小声で『今解散したら暇になっちゃうからなあ…』と答えたときに、このひとのこと、にくめないなって思いました。

このあいだ仲良い子と話してたとき『俺はこの世界じゃなくても楽しく生きられるのかもしれないって思っちゃうこともある』って言ってて。分かる気がして。私もこの子も、もちろん売れたいし、お互いに相方がいるけどその相方たちはこの世界が合ってて。たくさん話して『お互い相方のこと褒めてんじゃんね』ってなりました。

私には、なんにもなくて、なんにもできなくて。

このまま何も出来なかったら、なんでもないひとなんだよなあ。

応援してくれるひとたちがいるから、まだこの世界で生きたいし、生きようって思ってられるし、私みたいなひとが救われて欲しいから、やっぱり頑張りたいんだよなあ。

来年の8月中までにまたテレビに出られますように。







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