一ノ瀬美空～乃木坂バラエティー班の希望～

今回は乃木坂バラエティー班の希望
一ノ瀬美空のバラエティー力について
評論厨していきたいと思います

※私は一ノ瀬美空ちゃん推しのため
かなり贔屓目で見ています
客観的な評論はできていないと思います

一ノ瀬美空の強み

①仕掛ける姿勢
個人的に一番素晴らしいと思っている点。スタ誕での一番可愛い人を聞かれて、メンバーに自身を指差すよう仕向けたシーンなど、自身のあざといキャラを使っていじられにいける。また、レコメンやらじらーなどではMCの芸人をいじりにいくなどの積極性もある。うまくいくかどうかは別として、何か面白いことが起こりそうな展開を仕掛ける心意気は新人として本当に素晴らしい。

②ロジカルな笑いを作れる
スタ誕初回の好きな芸人を答えるくだりでかなり嘘っぽく「オズワルド」と答えたシーンや、乃木坂工事中#378で大きな声でコメントし続けたシーンなど、芸人さんへの"ツッコんでください"という意思を感じるコメントができる。不思議ちゃんの天然発言に爆発力では負けてしまうが、ロジカルに笑いを作りにいっている姿勢はもっと評価されるべき。

③オールドスタイルのぶりっ子キャラ
自らあざといキャラを志願し、デビュー直後から必殺技をこしらえて乗り込んでくる徹底ぶり。アイドルの王道に見えるが、ここまで振り切ったキャラは最近少ないため実はブルーオーシャン。前述した通りキャラクターを活かして多くの展開を作れているし、罰ゲームで「にゃんにゃん」をするという実はキャラ的に難しいシーンも、超ノリノリでやり続けてツッコまれにいくという見事な立ち回りで撮れ高を作り出した。

④素の変なキャラ
作り込まれたぶりっ子キャラの印象が強いが、5期だけでワチャワチャしている際のキャラはかなりぶっ飛んでいる。カメラに対して一発ギャグを披露したり、年少メンバーに赤ちゃん言葉で話し続けたりと、ムードメーカーとして場を盛り上げているシーンが多い。元来「ぶりっ子キャラ」は裏では超真面目なプロフェッショナルというパターンが多いが、一ノ瀬美空は、表は作り込まれたキャラ、裏では超ひょうきん者というかなり不思議な構図。裏のテンション感が外でも出るようになってくるとかなり面白い。

⑤メンバーを巻き込める
「にゃんにゃんにゃぎ」等の必殺技を渡し、それを無茶ぶりするなどのパターンで、積極的に出てこないメンバーをバラエティーの土俵に引きずりだせる。これはグループ全体においてはかなり大事な役割で、先輩でいうと、秋元真夏が白石西野飛鳥等のエース格を引きずり出してきたことで乃木坂バラエティー界は多くの名シーンを生み出してきた。一ノ瀬の範囲はまだ5期生だけだが、いずれ先輩にもいけるようになると乃木坂の未来は明るい。

⑥笑顔が可愛い
別にふざけているわけではない。これはバラエティー班として実は一番の重要ポイント。①～⑤の要素は乃木坂の冠番組では力を発揮するが、外番組においてはそこまで必要ではない。女性アイドルは外ではリアクション要因の役割を求められることが多いため、笑顔が映えるというのはもの凄く価値がある。彼女は笑顔の印象が強く、笑顔だけでも充分金が稼げる。

ここからは…
一ノ瀬美空の弱みにも触れます

期待値がメチャクチャ高い分…
気になっちゃうこともあるんですよね

批判ではなく、ここが改善されたら無敵なのに…というスタンスで書いたつもりですが
そういうのが苦手な人はここで読むのを辞めてください。

一ノ瀬美空の弱み

①極度の緊張しい
外の番組などに出るとメチャクチャ緊張してしまい、借りてきた猫みたいになってしまう時がある。日刊の横山さんをはじめ、メンタルが強いと勘違いしてる方も多いが…一ノ瀬美空は尋常じゃない緊張しい。うぶなタイプの新人アイドルならそれも魅力に変わるが…完成されたぶりっ子キャラとは相性が凄く悪い…。また、ワイプ等でも強張った表情になってしまうため、せっかくの可愛い笑顔が活かせない。今後は外での大きなチャンスも増えていくと思うので…どうにか克服して、常に全力が出せるようになることを祈る。

②コメント力
正直…5期生の中でみても感想コメントがうまい方ではない。爪痕を残したいという意識が強いためか、考えすぎてあたふたしてしまったり、見切り発車でコメントし始めたものの後半尻すぼみになって着地を見失う時がある。ここが不安定だと外番組で使いづらいというのが事実だが、これは経験でどうにかなるはずなので、まずは緊張しにくい村番組でたくさん場数を踏ませてあげて欲しい。のぎおびとかのコメント拾うだけでかなり鍛えられるはず。

乃木坂46のバラエティーを牽引してきたメンバーの相次ぐ卒業で、かなりピンチな乃木坂バラエティー班…でも、一ノ瀬美空をはじめとした5期生ちゃん達が新しい風を吹かせてくれそうな匂いがプンプンしてる。いやぁ、楽しみね。

それでは是非とも聴いてください
一ノ瀬美空で「プラネタリウム」