新横浜の「市道菊名第70号線」の道路拡幅 ～ 大山しょうじの議会質問+議事録（10/3 都市整備局審査）
横浜市会議員（港北区選出）の 大山しょうじ です。
市道菊名第70号線（以下、菊名70号線）は、「横浜篠原郵便局前の東海道新幹線と並行する、信号制御によって車両が交互に通行する狭い道路」と言えば、多くの方にわかっていただけるでしょうか。
私が議員になる前から、もう数十年来の地域の重要な交通課題ですが、現在検討中の「新横浜駅篠原口のまちづくり（再開発）計画」の中で、菊名70号線の拡幅整備が含まれています。
当局の今年度の事業概要に、「菊名70号線の整備に向けた検討を進める」と記載されており、10/3の横浜市会決算特別委員会（都市整備局審査）で、70号線の整備の現在の取組状況の確認と早期の拡幅整備を求めました。
都市整備局長からは、「事故の危険性が高く、拡幅要望も特に多いことから、まちづくりに先行して道路改良事業として取り組んでいる」と表明がありました。
この「まちづくりに先行して取り組んでいる」との局長の表明はとても重要で、地元町内会はじめ地域の方々や私は、まちづくり（駅前再開発）と並行して進ちょくを見ながら、あるいは、完了を待ってからとなると、菊名70号線の拡幅整備の先も見通せず、「まちづくり（再開発）よりも先行して、道路拡幅を行ってほしい」と要望していました。
局長からは、あわせて「現在は設計作業を進めるとともに、地権者に丁寧に説明を行っている」との説明もありました。
引き続き、早期の拡幅に向け取り組んで参ります。
※私の質問の動画は「横浜市会」のホームページからご覧になれます。
※以下、質問の議事録です。 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
新横浜駅篠原口の駅周辺道路の課題解決に向けた取組 【議事録 速報版】
（大山）次に、新横浜駅篠原口の駅周辺道路の課題解決に向けた取組について伺います。
新横浜駅の南側、新横浜駅篠原口は、駅前の車道が狭く、歩道も無いところが多く、交通安全性に大きな課題がある地区です。
そこで、スライド１ですが、
その中でも、東海道新幹線と並行する「市道菊名第70号線」は、車線幅員約３メートル、歩道幅員約２メートルの道路であり、多くの車両が通行するだけでなく、沿道に立地する複数の駐車場から出入りする車両も多く、
スライド２、３のように、
信号制御によって車両が交互に通行する、市内にほとんど例を見ない特殊な道路です。
また、スライド４のように、
道路を走行する車両と、信号の状態を把握しないままコインパーキングから出てきた車両がお見合いする形となり、身動きが取れなくなることも多くあります。
さらに、歩道が片側にしか整備されておらず、駅に向かう歩行者にとっても非常に危険な道路です。
令和５年２月には当局から「新横浜駅篠原口のまちづくり計画（案）」が公表されました。その中には、「菊名第70号線の拡幅整備により、地域の交通課題を改善する」と記載されており、計画（案）に対する市民の反応が気になるところです。そこで、
意見募集で寄せられた市道菊名第70号線に関する主な意見について、伺います。
（成田都心活性化推進部担当部長）
主な意見としましては、1車線を交互通行している現状を改善し２車線化してほしい、駅まで安全に歩けるよう十分な幅員の歩道を整備してほしい、再開発よりも先行して、道路拡幅を実施してほしい、などの意見が寄せられました。
（大山）今お聞きしたように、意見募集にも強い要望の声が寄せられ、また、地元町内会はじめ地域の方々からも早期に改善に向けて進めてほしいとの声をいただいています。
当局の今年度の事業概要には「70号線の整備に向けた検討を進める」と記載されており、今後事業が一層進むものと期待されます。そこで、
市道菊名第70号線の現在の取組状況について、局長に伺います。
（鈴木都市整備局長）１車線を交互に通行している状況であるため、事故の危険性が高く、拡幅要望も特に多いことから、まちづくりに先行して道路改良事業として取り組んでいます。現在は、設計作業を進めるとともに、地権者に丁寧に説明を行っているところです。引き続き、地域の皆さまが安心して生活できるよう、着実に事業を進めていきます。
（大山）この市道菊名第70号線の拡幅整備は、地域の重要な交通課題としてもう数十年ですかね、望まれてきております。局長から今、「街づくりに先行して、道路改良事業として取り組んでいる」と答弁をいただきましたが、まさしく、今駅前開発などの街づくりの完成を待ってからとなると、先が見通せなくなることもあるかもしれません。
当該道路の拡幅整備は、交通課題として街づくりに先行して早期改善に向けて全力で取り組んでいただくように改めて要望します。
以上
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