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「独立」を考えた時に、ゴール設定するよりも大事なこと

「独立」はゴールではありません。

でも、ただの手段でもありません。

「独立」はどちらかというと、生き物です。

「独立」さんは生き物

ちょっと想像してほしいのですが、
「独立」さんという生き物があったとしたら、
どんな姿をしているでしょうか?

「独立」さんという生き物は、
何もしないと何もすることが出来ません。

なぜかというと?
「独立」さんは、あなたが育てていく必要があるからなのです。

最初、「独立」さんは一人では何も出来ません。

生まれたばかりの赤ちゃんのように、
一人では何もすることが出来ず、
何をするにしても、
誰かの手を借りないといけないし、
どこへ進んでいっていいのかもわかっておりません。

なので、「独立」さんは、
あなたの手によって、育てていく必要があります。

そして、
どんな栄養素を与えてあげるのかによって、
「独立」さんは、姿形を変えて、大きく育っていきます。

だから、
何をあげればいいのかは、最初はわからなくて迷ってしまうかもしれません。

でも、何もしなければ、何も変わりませんし、何も動くことはありません。

なので、「独立」さんに栄養素を与えていってあげてください。

これはさしずめ「独立」さんを育てる育成シミュレーションだと思ってください。

「独立」さんを育てる育成シミュレーション

知性を上げたければ、知識を与えてあげて、
フットワークを軽くしたければ、運動してあげて、
お客さんとのつながりを増やしたければ、発信をしてあげる。

ひとくくりに「独立」さんといっても、
いろんな「独立」さんの未来像があります。

たとえば、会計スキルを持っているのであれば、どこかの社長さんの会計支援をしてあげるとか、
人の話を聞くスキルを持っているのであれば、どこかの悩みを持っている人の人生支援をしてあげるとか、
人前でお話しをするスキルを持っているのであれば、どこかの勉強したい人の研修支援をしてあげることが出来ます。

なので、どんな風になってほしいのか、
あるいは、どんな方向性になっていったら自分がハッピーな気分になれるのかっていうことを、まずは決める必要があるんだということを知っておきましょう。

外側にいる? 内側にいる?

そして、「独立」さんはあなたの外側にいるような気がするかもしれませんが、「独立」さんはあなたの内部にもちゃんといます。

たとえば、他の人の「独立」さんのことを、
(独立してうまくいっている人だと捉えてみてください)
外側からみたら、「独立」さんというものは、自由で、楽しそうで、なんの不都合も起きていないように見えるかもませんが、近くによってみる、あるいは内側がどのようになっているのかを見てみると、キラキラしているだけではないことがわかります。

毎日、集客のために文章を書いてみたり、動画を撮影してみたり、音声を録音してみたり、
人脈を増やすために交流会に参加してみたり、人に会ってみたり、リアル対面講座に参加してみたり、
家族との時間を取るために「独立」をする予定だったのに、毎日毎日仕事に追われてしまうような日々になってしまったり。

キラキラ? ドロドロ?

そんな日々の業務的なことから、心理的な葛藤から、実際に手を動かすことなども含めたら、外側から見えるキラキラしたことだけでないことは、近くによってみると否が応でもわかってしまうことになります。

なので、自分に置き換えた時に、「独立」さんが自分とは別の生き物であると思って、切り離して、外側のキラキラした部分だけを見ていたくなる。

キラキラしていないといけない思う。「独立」しないとダメだと思う。「独立」できていない自分を責めてしまうから。

ところがどっこい、あなたは「独立」さんと繋がってしまっているので、あなたの内側にいろんなキラキラしていないドロドロとしたものが見えてしまう。流れ込んできてしまうことになる。

すると、まあまあ「なんでこんなことに・・・」っていうことを思うと思います。

でも、それはちゃんと進んでいる証拠です。

「独立」さんを育てようと思っている心意気です。

「独立」さんがあなたに育ててほしいと願っている願意です。

だから、あなたと共に、「独立」さんを育てていきましょう。

いよいよ、独り立ちの時

そして、
ある程度「独立」さんを育てていくと、
赤ちゃんがよちより歩いて練習して、
次第に一人で立って歩けるように、
文字通りに「独立」して一人で歩いていけるようになってきます。

すると、
あなたと「独立」さんは、
一つのユニットとなって、
お互いがお互いのことをパートナーとして認め合うようになります。

「これから、どういう方向性に進む? 私たちなら、こっちだよね?」

って、いう風に、
「独立」さんの方から、あなたに対して提案をしてくれるようにまで成長していきます。

これがいわゆるブランディングに繋がっていくのだと思いますが、
「独立」さんがちゃんと育っていないうちから、
無理やり方向性を決めつけるような動きをしてしまうと、

きっとイヤイヤ期なのか、反抗期なのかはわかりませんが、
なかなか育ってくれません。ご飯を食べてくれません。実家にいつまでも経ってもいるようなニートになってしまいます。

だから、あなたは「独立」さんに対して、
こびへつらう必要は全くありませんが、
決めつけず、枠に縛りつけず、かと言って放置することもなく、
栄養素を与え続けていってあげましょう。

親やメンターのやり方

その時、
周りの人や、親やメンターのやり方をそのまま適用したくなるかもしれません。

最初のうちは、その方が育ちもよく、
大きくなってくれやすいとは思いますが、
あなたの「独立」さんはグルメです。

とんでもなくグルメで、わがままで、自分の好みがはっきりしています。

なので、あなたは混乱して、迷いまくることになります。

「いったい何をあげたら、食べてくれるの! この子は!」って、
子育てをしている世代の方は、あるあるとうなづいてくれるようなことになるでしょうね。

とはいえ、「独立」さんを育てるにあたって、ヒントがないわけでありません。

独立のヒントは?

ヒントは、あなたを応援してくれる存在です。

あなたのことを応援してくれて、「独立」さんを気に入ってくれる人がいます。

その人を、「お客様」というのです

が、わかりやすい形として現れることもあれば、
あなたが「独立」さんと一緒に表舞台に出ることによってのみ、
気に入ってくれる人もいたりするので、最初のうちはよーわからんってことになるかもしれません。

でも、そんな中、「独立」さんとあなたは一緒になっていると、
「独立」さんは花を咲かせてくれます。

その花を見て、近くにきてくれる人もいて、さらに応援されることになって成長スピードは加速していくことでしょう。

その状態が続いていくと、
いよいよ「独立」さんは、一人で歩けるようになって、
あなたの良きパートナーであり、
あなたの人生を支えてくれるなくてはならない存在となっていくことでしょう。

進む方向性は今のあなた望んでいる形ではないかもしれませんが、
最終的に行き着くとこは、
今までのあなたがやりたいと思っても、なぜか出来なかった場所へと辿り着いたりしますので、とても興味深いものですね。

なので、

「独立」はゴールではありません。

ただの手段でもありません。

「独立」はどちらかというと、生き物です。

ということが伝わりましたでしょうか。

あなたと「独立」さんが手を取り合っている姿が目に浮かびますよ☆


それでは、

ここまでお読みいただきありがとうございます。

あなたの「今」を素晴らしく味わえますように☆


光太

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