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敵だと思っていた夫が、1番の味方だった

「オフ会の夜の部にも参加していい?帰るのは22時すぎになります。」

所属しているWebライターラボのオフ会に参加したことを、前日のnoteにまとめた。

その中で、急きょ夜の部への参加を決めた。

理由は3つ。

  • 昼の部が終わった後の2次会で、夜の部にも参加される方がいた

  • 2次会後の参加なら、割安だった

  • 夜の部に会いたい人がいた

これらの理由から、2次会を主催した後に、オフ会の会場に舞い戻った。

ただ、参加するには大きな関門があった。
夫のGOサインだ。

朝9時半から家を空けて、子供たち2人を託していた。嫌がられるかもしれない。怒られるかもしれない。

けれど、ライターの仲間にリアルで会えるのは年に2回しかない。

ダメだったら、あきらめよう。

そう思って、夫にLINEしたら、

了解しました。

との連絡があり、拍子抜け。
ありがたく3次会まで参加することができた。

結局、家に着いたのは深夜12時前。

家は真っ暗で静まりかえっていた。
夫は夕飯もお風呂も、寝かしつけもしてくれていた。私がいなくても、この家は回る。子どもたちを安心して託せる。

夫の了解があるからこそ、私は人と会うことができる。これって、稀有なこと。ありがとう。

そして、ありがたい出来事は続く。

5月20日(月)に、近藤康太郎さんの新刊イベントに申し込んでいた。場所は青山ブックセンター。時間は夜7時から。

夫に納得してもらうためには、いくつかの関門がある。

  1. 事前に予定を伝える

  2. 私がやるべき家事をする

  3. 家族でお出かけする

夫は急に予定を伝えられることを嫌がる。だから、日曜日に伝えるのがベスト。

とはいえ、オフ会の直後だから言いづらい。

なので、まずは家族のお出かけに注力した。
オフ会後は、テンションが上がりすぎて眠れず、結局寝たのは深夜2時。寝不足だっけど、自分に鞭を打ち、出発の準備。

9時には出発して、高速で平和島近くのアスレチックに向かう。夫は新しい遊び場に子どもたちを連れて行きたがる。

だから、便乗した。

小学生以上しかアスレチックはできなかったので、夫は娘と連れ立った。一方で、私は息子と遊具で遊んだり、散歩したりして待った。

ここで、だいぶ夫が喜んだ。

家に帰ったら、家事の番。

夕飯作りと作り置きを夫がしてくれたので、私はアイロンがけとお茶碗洗い、ゴミ出し。

子どもたちをお風呂に入れるのは夫担当で、私は着替えさせる担当。

スムーズに、事が進むのを好む夫に合わせる。

結婚して8年。
だいぶ鍛えられた。

元来、私は面倒くさがりで、後回しにしがちだ。けれど、夫が家事に協力的であるように、夫のペースで進めている。

おかげで先に作業して、あとはゆっくりできるようになった。意外と、こちらの方が心地いい。

すべて整った後に切り出した。

月曜日の夜7時からのイベントに参加していい?娘と夕飯を食べるから、息子のお迎えをお願いしたい。
午後6時前には家を出発します。場所は青山ブックセンターです。

そう伝えたら、

前も言ってたよね?了解。

呆気なくOKをもらってしまった。
夫には感謝しかない。

夫婦といえど、大切にしたいことは異なる。

私は今、仕事や学び、人との交流に重きを置いている。家族の優先度は自ずと下がっている。

一方、夫の優先は家族、貯蓄、仕事だ。

相手を尊重するには、相手の優先度が高いことを大切にすること。理解すること。

夫のおかげで、子どもが4歳、6歳でありながら、比較的自由に動けている。

ありがとう!

夫は世界の誰よりも、私の理解者に変わっていた。

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おーつー(冨田裕子)
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