ライティングを諦めない方がいいのか?
今年の3月。
一番力を入れていたライティング案件があった。
ずっと熱望していたクライアントさんと、ディレクターさんとの仕事。
ただ、なにせ短納期で。
金額もそこまで高いわけではない。
でも、どうしても継続してもらいたかった。
それは、彼らのチームに入りたかったから。
基準値の高い彼らとお仕事がしたかった。
しかし、リサーチに時間がかかり四苦八苦。
さらに、7,500文字前後の案件で、日に日に苦しさが増していた。
仕上げるのに時間がかかり、他の案件にも支障をきたしていた。
ついには、体調を崩しダウン。
翌日にリスケさせてもらう日が発生した。
すると、翌週は子どもがダウンして、またもやリスケさせてもらうことに。
ディレクターさんは心配してくれて、快く調整してくれた。
そこから、案件が来なくなった。
そう思った。
と、同時にホッとしている自分がいた。
いつも心臓がギュッと掴まれているように苦しくて、無事に納品できるか綱渡りだったから。
家の中も荒れ放題。
その頃はご飯も作れず、ほぼレトルトか冷凍食品の夕飯が続いていた。
子どもたちを寝かせてから、深夜まで案件に取り組むか、朝5時に起きて作業していた。
案件がなくなり、その状況が改善され家の中が落ち着いた。土日もやっと家族と過ごせるようになった。
でも……
あの憧れていた方々ともう働けないショックは、私の心を容赦なく切り刻んだ。
そう思い、ライターの仕事から足を洗った。
半年が過ぎた今日。
その憧れの方と再会。
思いきってたずねると、終了したことを聞かされた。
あのライティング案件でライターとして残ったのは、冨田さんと○○さんだけ。ライティング、お上手ですよ!
それに、すごくリサーチしてくれていましたよね。内容見て、分かりました。
そう言われて、目ん玉ひんむくぐらい驚いた。
そう決めたのに。
希望をもっていいのだろうか?
私はライティング案件を請け負えるのか。
でも…
1番大切なのは、私にライティング案件に対する情熱があるかどうか。
実は今、セールスライティングを学んでいる。
でも、気づいてしまった。
私はセールスライターになりたいわけではないことを。だから、イマイチ身が入らずにいた。
私が叶えたい未来を今一度、考える。
そのためには、セールスライティングは不可欠。
となると……
結論は出ている。
あとは、腹をくくるだけ。
まさかの伏線が回収された今日。
さて、明日からやるしかない!