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お金に話しかける、わが家の日常

おかねさん、またきてね!

7歳の娘はお金を支払うときに、このような言葉を口にする。

たとえば、セルフレジのお札入れに投入するときに、お金に向かって伝えるのだ。

なんで、そんなことを言うかというと……

私が言っているから。

だって、ご縁があってやってきてくれたお金。
物を買えた喜びに感謝して、「また戻っておいでね〜」と伝えると、また私たちの元にやってくる気がするのだ。

だから、感謝を伝えている。

原理は人と同じ。

  • ご縁があってお話ができた

  • ご縁があって食事を共にした

  • ご縁があって仕事をした

  • ご縁があって学ばせていただいた

そんな方々にお礼を伝えるのと一緒。

だから、お金に「ありがとう」と伝えている。

そして、お金は巡るものだと子どもたちに伝えたい。

さらに、実践していることがある。

それは「不足」よりも「存在」に焦点をあてること。

たとえば、お財布に1,000円が入っていたとする。

これを

もう1,000円しかない!

と、思うか、

まだ1,000円もある!

と、思うか。

価値をどちらに置くかで、普段の思考が変わることが分かった。  

不足感に焦点をあてると、常に不安がつきまとう。お金が足りるかな?急な支出があったら払えるかな?と。

不安や焦りが、脳の片隅に残る感じ。
濃く深くネガティブな感情が刻まれる。

そうすると、本当はしたくない仕事も引き受けねばと思う。お金の不足を埋めるために。

不安を補おうとして、心のウキウキやワクワクよりも、仕事を金額で選んでしまう。

けれど、「存在」にフォーカスすると、安心感に包まれる。感謝を抱く。

あぁ、まだお財布に1,000円がある!

と思えると、お金を持っている感覚に満たされる。

100円だろうが、1,000円だろうが、10,000円だろうが、あることはある。

額が異なるだけで、あることはある!

その感覚を養えると、余計な焦燥感に駆られなくてすむ。

なぜなら、1,000円があれば1食分の食事は賄える。それに、冷蔵庫や家にストックがあれば、新たに買う必要もない。

意外と、お財布のお金は減らないものだ。

その事実に目を向ける。

そんな実験を半年くらいしている。

この思考を続けたとき、どんな変化が訪れるだろう?新たなチャレンジに、私自身がワクワクしている。

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おーつー(冨田裕子)
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