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冬の外出と執筆の共通点とは?

週末にかけて、急に冷え込みましたね。

今日のわが家は、娘のお遊戯会のお洋服を買うために、ショッピングセンターへ出かけました。
複数箇所を回るつもりでしたので、自転車で出発。

冬の冷気は外出が億劫になる

外に出た瞬間、想像以上に寒くて、背中が自然と丸まりました。
冷気に触れて、手袋を持参しなかったことが悔やまれる……。

しかし、子どもたちがいるので、戻る時間はありません。仕方なく、意を決してペダルを漕ぎ始めます。

夫が乗るのは、前後に子どもたちを乗せた電動自転車です。
一方、私は普通の自転車。

普段、電動自転車に乗り慣れてると、めちゃくちゃ体に堪えます。
全く足は動かないし、スピードも出ません。

冷たい空気のせいで、手はどんどんかじかんで、手が冷たくなっているのを感じます。息を吸うと、鼻から喉の奥にかけて、冷えていく感覚。


「あぁ、冬ってこんなに寒かったんだ。」
季節が巡っても、何度体験しても、毎回感じる冬の感想。
息を吸うごとに、体の体温も低くなるようです。

そんな私を待ったなしで、夫はスイスイとスピードを上げていきます。置いて行かれないように、必死になってこちらも爆走。

とにかく離れないように、夫の後ろ姿だけを捕えて無心になって漕いでいくと、体が熱くなり、次第に火照りだします。

羽織っていた上着のファスナーを開けて、風を通すと先ほどまで寒くて仕方なかったのに、涼しくて気持ちがいい。
スピードに乗ってきて、気分も爽快!
体が動くと、心も弾みます。

買い物後に、帰るときも同様。
最初は嫌で仕方なかったのに、漕ぎだすとスピードに乗って、熱を発する。

最後は、気分良く家に帰ることができるから不思議。気分爽快で、帰宅しました。

執筆も同じ。面倒な序盤からスピードが加速する感覚。

これは執筆しているときと同じだなと思いました。最初は書くのが億劫で。

文章を書くのは好きですが、やっぱり取っかかりは面倒くさいと正直思ってしまいます。
とりあえず、パソコンの前に座り、電源を入れる。1つため息をして、覚悟する。

まずは1行を書きだすと、少しずつ少しずつタイピングが加速する感覚。
頭の中で構成を考えながら、言葉を紡いでいく。思考が深まる瞬間。

たまに頭から湯気が出ながら、ポモドーロを繰り返す。休憩時間では、ひたすらストレッチして、縮こまった体を伸ばす。

ある程度書いてから、不足分をリサーチして、厚みを加える。全体を何度も読み返して、文章を入れ替えたり、書き換えたり。

適度に休んで頭がクリアになってから、音読。
おかしなところを推敲。
スマホでもう一度読み、また推敲。
そして、紙で打ち出し、推敲を重ねる。

完成したときはホッと安堵して、提出して終了です。

最初は面倒でも、達成感が好きでやめられない

冬の外出と執筆は似ています。

序盤はとにかく億劫で、できることなら進めたくないと思ってしまいます。

けれど、意を決して行動を始めると、スピードに乗れます。だんだんと体も頭も動きが滑らかになり、動き続けると楽しさに変化。 

道中の試行錯誤と、ゴールに到着したときの達成感を体感してしまうとやめられません。

この経験があるから、一歩を踏み出せるのでしょう。

一見すると面倒に思えるものの先には、大きな幸せが待っているのかもしれませんね。

今日も怠けたい気持ちを抱えながら、ライティングに取り組んでます。

あぁ、やっぱり文章を書くのが好きだなと感じながら。

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