いじわるな言動を無意識にしていました
夫が夕飯後の洗い物をしていたところに話しかけたら、冒頭の言葉をかけられて怒りのスイッチが入ったのが分かりました。
語気を強めて言い直すと、夫は驚いた表情を浮かべて言葉を補足します。
しかし、時すでに遅し。
私の怒りのスイッチは押されたままでした。
夫は普段から訥々と話すから、時と場合によって冷たい言葉として受け取ってしまうときがあります。昨夜がまさにそうでした。
理由は私自身が作業や予定が立て込んでいて、疲弊していたから。
睡眠不足から、心が敏感になっていたのです。
その後は、夫と会話するのが嫌になって、話しかけられても最低限しか答えませんでした。言葉を交わすと、ケンカを始めてしまいそうだったから。
そんな私の怒りに気づいた夫は、普段ならかけてこないような言葉をかけてきます。
数日前から、本を発送するための作業を見ていたのです。
いつもだったら、私の仕事に我関せずなのに…
怒りもあって、素っ気ない回答しかできませんでした。
夫のデフォルトはこれ。
夫が大切にしたいのは、スケジュールを事前に把握すること。
私が大切にしたいのは、労わりや励ましの言葉をかけること。
お互いに優先事項が異なるので、すれ違うことが多い結婚生活でした。
そう誓っているものの、ケンカすると冷たくて厳しい言動が出てしまいます。
具体的には、Yes/Noか沈黙。
それに、つい2ヶ月前まではこんな行動をしていました。
土日のわが家は、夫が料理担当です。
普段は私が作っているから、土日は一切手伝いたくないのが本音。ゆっくりしたいのです。
出かけて夕飯が遅くなったときも、私は子どもたちと一緒になってゴロゴロして手伝いませんでした。
そんな行動をしていることを、とある方に伝えたら、
「おーつーさんって、夫さんにいじわるですよね?」
と言われ、衝撃を受けました。
優しい自分でありたいと思いながら、一番身近な相手に冷たい言動をしていたのです。
その理油は、私の希望を満たさないから、夫をぞんぜいに扱ってもいいんだと、ひとりよがりな仕打ちをしていたのです。
つまり、無意識に見下していたのです。
だから、わざと冷たくしたり、手伝わなかったり。夫に反抗していたのです。
言われるまで、全く気づきませんでした。
お恥ずかしい。
そんなことを結婚して8年間、無意識でしていました。そりゃ、夫もすねますね。
その方の指摘を受けてから、自分の行動を見直しました。
たとえば、土日の夕飯が遅くなったときに、進んで作業を分担。すると、子どもたちを待たせずにすみ、余裕をもって食卓を囲めました。
夫は心なしか嬉しそう。
どのようなときにトリガーが発動するのか、自分を観察するようにもなりました。
夫の表現は淡白ですが、私を心配する気持ち、労わりたい気持ちがあるのは事実です。
だって、今日は都心部に出たからと、私あてのお土産を買ってきてくれたのですから。
自分の思い通りにならないからといって、相手を見下していいわけではありません。
まだまだ無意識にしている行為がありそう。
日々、自分の行動を振り返ったり、人の言葉に耳を傾けたりして、無意識に気づきたいと思います。
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