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【愛する息子が5歳に!】新しい物の見方を授けてくれたことに感謝

愛する息子が5歳になった。

「9月14日は○○くんの誕生日だよ」

何度も伝えていたおかげで、息子も自分の誕生日を認識していた。

数日前から、ボタンを押すと音楽が流れるおもちゃで遊んでいた息子。「ハッピーバースデー」をかけて、最後は1人で「フー」とろうそくを吹く練習をしていた

それに気づいたときの幸福感たるや。
かわいすぎです。

神様、天使のような息子を授けてくださり、ありがとうございます。

息子のことを思うと、涙が出てしまう。

今年1年は波乱で、かつ、大いなる気づきの年だったから。

今年の2月に息子の発達について、指摘をされてから悩みが深まった。

年中になったら加配の先生をつけるので、小児科から診断書をもらってきてください。

園長先生と副園長先生に呼ばれて行ったら、そのように言われた。もちろん、私もそのつもりで依頼にあがったけれど。

「診断書」という言葉が、心の奥深くまで突き刺さってしまった。

息子の現状を診断される。見て見ぬふりしていたことが、明るみに出る。この先どうなるんだろう。

息子の発達は他の子と比べたら、ゆっくりだ。
5歳の今も、まだオムツが取れていない。
怒ると癇癪を起こして、手がつけられないことも多い。

でも、少しずつみんなの輪に入れるはず。。。

そうやって結論を先延ばしにしていた。
けれど、クラスに入れなかったり、時間を守れなかったり。行動が目立つようになった。

そこから、私の心も不安定になった。
ちょっとしたことで、すぐに涙が出るようになった。不安と心配で心が押し潰されそうだった。母だから、なんでも許容できるわけではない。

母とはいえ、初めての連続なんだ。
逃げたくなることだって何度でもあった。

今年の2〜3月は息子も不安定で、幼稚園に行きたくないと毎朝泣いていた。登園に90分もかかっていて、毎日クタクタだった。

仕事をスケールさせたいのに、息子が邪魔してくる。そんなことさえ思った。

結局、自分のことしか考えていなかったのだ。

けれど、ある出来事を機に腹をくくった。

私の仕事は緩やかにチャレンジすればいいや。
息子の1年と私の1年は質が違う。覚悟して決めよう。

そう思って、仕事をほぼ手放した。
息子と向き合うために。

そこから、土日は子どもたちと遊ぶようにしたり、幼稚園から帰ったらくすぐりあって遊ぶようになった。

たくさんお話しして、絵本も読んだり、出かけたりした。

そのおかげか、息子のトイレトレーニングもだいぶ進んだ。先週の日曜日は、朝から午後2時までトイレで3回も用を足せた。

踏切を見たくて立ち止まり、登園に90分かかっていたのが、今では15分に短縮。

幼稚園に行きたがり、特に加配の先生が大好きに変化。

夏休み明けには、加配の先生に会ってモジモジした後、ほっぺにチューしたそうな!ママ、ビックリだよ!

これらの変化は私がちゃんと息子と向き合ったから。そして、息子が成長してくれたから。幼稚園からの手厚いフォローがあったから。全ての相互作用で息子の良さがどんどん発揮されるようになった。

上の娘は全く手がかからなくて、大人顔負けの言動をしてくれる。小1にしては早熟な子だ。

彼女も息子との信頼関係が深くなっている。芯から、息子の手助けがしたいと動いてくれる。

「○○くんって、めちゃくちゃかわいいよね!てんしみたい」

そんな言葉を聞いた日には、ママは隠れて涙をこぼして喜んだ。

私が放つ息子に対する言葉を変えたから、娘も言葉が変わったのだ。

○○くんは言うことが聞けないの。
○○くんはできないことが多いの。

無意識に「できない」ことをフォーカスしていた。きっと自分も気にしていたし、不足を埋めようと躍起になっていたのだ。

この前提を崩した。
息子の全てを受容したのだ。

できても、できなくてもどちらでもいい。
私は息子を愛している。
息子が生まれたから、私はこうやって学ばせてもらっている。本当にかわいい天使のよう。

ニッコリ笑う笑顔にみんな癒されている!
好きなことへの集中力が半端ない!
やりたくないことを、きちんと言える息子が素晴らしい!
こんな息子の母になれて幸せだ。

今は、芯から思えている。

  • オムツであること

  • 外ですぐに裸足になってしまうこと

全ては人の目を気にしていた。

大切なのは他人なの?
息子や私を差し置いて、周りを優先するの?

そう問いかけつづけた。答えは最初から出ていて、やっと受け入れられた。

息子のおかげで、多面的な視点を身につけられるようになった。

早熟な娘の意見も、1人の人間として尊重できるようになった。

息子の癇癪や成長を促すため、性格の真逆な夫と協力してこられた。

息子のおかげで家族が、また一段と深いレベルで強い繋がりを持てたのだ。彼のおかげで、家族の結束力が増した。

そして、息子を中心にして、笑いが絶えない家になった。

今までは、育児書に載っている成長から外れた息子を受け入れられなかった。きっと敏感な息子は、私の気持ちを察していたのだろう。

だから、行動で示してくれた。

他の子と比べて、僕を見つづけるの?
僕はここにいるよ。

うまく言葉で表現できないからこそ、行動で抵抗しつづけてくれた。

もう、大丈夫だよ。

ママはいつだって、どんなことがあっても、あなたの1番の味方だから。そこは誓える。揺るがない。

そんな気持ちの土台をつくってくれた、私の愛しい息子。

5歳のお誕生日おめでとう。

【息子から得た気づきのnoteはこちら】

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おーつー(冨田裕子)
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