【愛する息子が5歳に!】新しい物の見方を授けてくれたことに感謝
愛する息子が5歳になった。
何度も伝えていたおかげで、息子も自分の誕生日を認識していた。
数日前から、ボタンを押すと音楽が流れるおもちゃで遊んでいた息子。「ハッピーバースデー」をかけて、最後は1人で「フー」とろうそくを吹く練習をしていた。
それに気づいたときの幸福感たるや。
かわいすぎです。
息子のことを思うと、涙が出てしまう。
今年1年は波乱で、かつ、大いなる気づきの年だったから。
今年の2月に息子の発達について、指摘をされてから悩みが深まった。
園長先生と副園長先生に呼ばれて行ったら、そのように言われた。もちろん、私もそのつもりで依頼にあがったけれど。
「診断書」という言葉が、心の奥深くまで突き刺さってしまった。
息子の発達は他の子と比べたら、ゆっくりだ。
5歳の今も、まだオムツが取れていない。
怒ると癇癪を起こして、手がつけられないことも多い。
でも、少しずつみんなの輪に入れるはず。。。
そうやって結論を先延ばしにしていた。
けれど、クラスに入れなかったり、時間を守れなかったり。行動が目立つようになった。
そこから、私の心も不安定になった。
ちょっとしたことで、すぐに涙が出るようになった。不安と心配で心が押し潰されそうだった。母だから、なんでも許容できるわけではない。
母とはいえ、初めての連続なんだ。
逃げたくなることだって何度でもあった。
今年の2〜3月は息子も不安定で、幼稚園に行きたくないと毎朝泣いていた。登園に90分もかかっていて、毎日クタクタだった。
仕事をスケールさせたいのに、息子が邪魔してくる。そんなことさえ思った。
結局、自分のことしか考えていなかったのだ。
けれど、ある出来事を機に腹をくくった。
そう思って、仕事をほぼ手放した。
息子と向き合うために。
そこから、土日は子どもたちと遊ぶようにしたり、幼稚園から帰ったらくすぐりあって遊ぶようになった。
たくさんお話しして、絵本も読んだり、出かけたりした。
そのおかげか、息子のトイレトレーニングもだいぶ進んだ。先週の日曜日は、朝から午後2時までトイレで3回も用を足せた。
踏切を見たくて立ち止まり、登園に90分かかっていたのが、今では15分に短縮。
幼稚園に行きたがり、特に加配の先生が大好きに変化。
夏休み明けには、加配の先生に会ってモジモジした後、ほっぺにチューしたそうな!ママ、ビックリだよ!
これらの変化は私がちゃんと息子と向き合ったから。そして、息子が成長してくれたから。幼稚園からの手厚いフォローがあったから。全ての相互作用で息子の良さがどんどん発揮されるようになった。
上の娘は全く手がかからなくて、大人顔負けの言動をしてくれる。小1にしては早熟な子だ。
彼女も息子との信頼関係が深くなっている。芯から、息子の手助けがしたいと動いてくれる。
そんな言葉を聞いた日には、ママは隠れて涙をこぼして喜んだ。
私が放つ息子に対する言葉を変えたから、娘も言葉が変わったのだ。
無意識に「できない」ことをフォーカスしていた。きっと自分も気にしていたし、不足を埋めようと躍起になっていたのだ。
この前提を崩した。
息子の全てを受容したのだ。
今は、芯から思えている。
オムツであること
外ですぐに裸足になってしまうこと
全ては人の目を気にしていた。
そう問いかけつづけた。答えは最初から出ていて、やっと受け入れられた。
息子のおかげで、多面的な視点を身につけられるようになった。
早熟な娘の意見も、1人の人間として尊重できるようになった。
息子の癇癪や成長を促すため、性格の真逆な夫と協力してこられた。
息子のおかげで家族が、また一段と深いレベルで強い繋がりを持てたのだ。彼のおかげで、家族の結束力が増した。
そして、息子を中心にして、笑いが絶えない家になった。
今までは、育児書に載っている成長から外れた息子を受け入れられなかった。きっと敏感な息子は、私の気持ちを察していたのだろう。
だから、行動で示してくれた。
うまく言葉で表現できないからこそ、行動で抵抗しつづけてくれた。
もう、大丈夫だよ。
ママはいつだって、どんなことがあっても、あなたの1番の味方だから。そこは誓える。揺るがない。
そんな気持ちの土台をつくってくれた、私の愛しい息子。
5歳のお誕生日おめでとう。
【息子から得た気づきのnoteはこちら】