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【有料級】シナリオを書いたことがない人でもすぐ作れるようになるTRPGシナリオ制作攻略講座

今、このページを開いた人は、おそらく「TRPGシナリオを書いてみたい」という志の強い人たちだろう。

ただ、シナリオすら書いたことがなくて、どんな制作フローで書けば正解なのか。どんな書式で書くのか、どこまで準備をしたらよいのかわからない。
だからこそ一歩が踏み出せない人もいるだろう。

安心してほしい。
今回はそういった人向けの初心者攻略ページとなっている。
本noteを読み終わるころにはおそらく、「時間をかければしっかり製作ができるようになっている」はずだ。

なんたってこの記事は、僕が初心者の時に「こういう情報が欲しかった!」と思う部分を厳選・凝縮して伝えているからだ。シナリオなんて書いたことがなくて、見様見真似でなんとか書いていた時にこれさえあればするっと書けていたと思う。

それくらいシナリオの制作講座って少ない……よね? ブームなのに。

おっと前置きがバチクソに長くなってしまった。早速本題に入ろう。

※目次から気になる部分だけ読んでもらってもOKだよ。


*TRPGシナリオの制作フロー

僕自身が行っている制作フローを見せたうえで、段階的に説明する。
今回はどんなシナリオの長さでも共通する流れなので安心してほしい。
※Kidus氏の書くシナリオはクトゥルフ神話TRPGが主なので、基本的にその流れで説明していく。

1、物語の構想をふんわり練るフェーズ
2、シナリオ背景(という名の言い訳)を考えるフェーズ
3、物語の流れの大枠を決定するフェーズ
4、本格的に詳細を詰めていくフェーズ
5、シナリオ完成後、ココフォリアを作るフェーズ
6、最終確認後、テストプレイのフェーズ
7、頒布をしたい場合、頒布・公開準備のフェーズ

僕の場合は、変な書き方をするのでココフォリア上で執筆つつ部屋の制作をしていることの方が多い。なので5~6は同時並行だったりする。
ただ初心者でマルチタスクが厳しい人は順番にやる方が早いだろう。
要は急がば回れって話だ。

細かいと思ったろう。
そう、シナリオ制作ってなんかしらねーけどこまけーのだ。

ただ、これは頒布・公開したい!っていう気持ちが前提にある話。
別に頒布なんかしないよっていう人は5番目のフェーズが終わったら完成でいいと思うのだ。シナリオなんてぶっちゃけ箇条書きでも回せる猛者は回せるんだもの。初期の初期の僕がそうだったし。

というわけで、ひとつづつ段階的に説明しようと思う。

▍1、物語の構想をふんわり練る

たぶんここが制作段階でいっちばん楽しいフェーズだ。(人による)
どんな作品を作りたいか、どんなシーンを書きたいか、ざっとでいいので箇条書きなどでまとめよう。

僕の場合は専用Discordに自分が書きたいシナリオのチャンネルを作ってそこで妄想を垂れ流している。妄想はあればあるほどいい。
このフェーズを抜けてからでも妄想は垂れ流せ。詰まったときのいいヒントになる。書け、書くんだ。思いつく限り書きなぐっちゃえ。ついでに性癖も書いていると So Good.

僕は妄想を垂れ流しつつ、ここで一旦シナリオのタイトルと、概要を簡単に埋めている。あとで変更が効くので仮置きでOK。
概要……?何埋めればいいの? って人向けに一応テンプレも貼っておこう。

▍【概要】
傾向:(ジャンルを書けばOK。僕は大抵「エモ」「ミステリ」に寄る)
形態:(どんなシナリオ形態か書くところ。密室なら「クローズド」、いろんな場所に行くなら「オープン」、クローズドっぽいけどそこそこ場所を移動するなら「半クローズド」とか)
周回可否:(周回プレイしてもいいかどうか)
シナリオ季節:(その名の通り。6月ごろなど細かく指定してもいいね)
時間:(プレイ時間。短編だと1~4時間以下、中編だと4~9時間、長編だと10時間超えくらいから)
人数:(プレイヤーの人数。秘匿制の場合はその旨も書く)
ロスト率:(総合的な観点からだいたいどのくらいロストするか書く)
推奨技能:(その名の通り。良く振る技能をいくつか書いておけばOK)
(思いついていれば)あらすじ:思いつけばでいいので1~3行くらいのあらすじを書いておくといい。勿論なくてもいい。

Kidusシナリオテンプレートより

そしてこの構想をふんわり練るフェーズでのポイントとしては「どんな画(描写)を魅せたい」かをしっかり具体的に言語化しておくことだと思う。
別に多くなくていい。1つでもあれば完璧だ。

ちなみに言語化なにそれオイシイノ?って人向けに説明すると、たとえば「かわいい男の子がかわいそうなことになる」だけではちょ~っと言語化が足りないのである。具体性がなくてふわふわしてるのがわかるだろう。
(ぶっちゃけかわいそうなことになればなんでもOKならいいけど、書く手は止まること間違いナシ!(n敗目)(いつもこれで失敗してた僕が通ります))

じゃあ上記のシーン例でどんなのが具体的なのさ! と一旦読者にしばかれそうだが、こういうのはどうだろう。

「かわいい男の子が、シナリオ道中で腕をぶっ飛ばされ苦しみもだえるようなシーンが欲しい」

如実に可哀想なのが画として見えるようになったじゃろ。
これが具体性、言語化ってやつです。間違ってたらゴメン。
シナリオなんてぶっちゃけ言語化大会なので、書いてればそのうち身に付きます。ソースは僕。

こういう「絶対に書きたいシーン」をピックアップしたり言語化できていると徐々に準備がラクになる。覚えておこう。

いくつかこれ書きたい!がまとまったら、次のフェーズへ行ってもいい合図です。ずんずん進んでいこう。

▍2、シナリオ背景(という名の言い訳)を考える

僕的にはシナリオ制作で1、2を争うレベルで発狂するフェーズ。正直いちばん後回しにしたいが、先に考えておいた方が物語の方向性がブレないので最初の方に考える。方向性がブレた作品は、ラーメン屋として建てた場所でカレーを売り始めるようなもんなのだ。
勿論シナリオ背景を考えるのが得意な人は多分幸せフェーズだろう。

「ところで『シナリオ背景(という名の言い訳)』ってなに?」
と思った読者も多いことだろう。特に言い訳の部分で「?」を浮かべている人が多かろう。

シナリオ背景は、制作のアラをうまく言い訳できる場所なんです。
「こういう理由があるからこういう話になったんです!!!!!」
と力説して誤魔化してねじ伏せることができる場所なんです。
初心者こそ、ここで言い訳をするのが得策だ。

あとは人間、言い訳を探している時が一番クリエイティブだそうだ。
クリエイティブアボイダンス(創作的回避)とか言うらしい。今回の講座においてはだいぶニュアンスが違うけど。

なので「PLに痛いところ突かれそうだな……」と思った部分を言い訳する気持ちで書くと、けっこうあっさり書けると思う。
持っていく完成形は「シナリオ背景でこう言ってるからこれでヨシ! ね!PLさん!!!」です。

エ、どうやってシナリオ背景書けばいいんじゃ……って困ったときは、僕のシナリオを引っ張ってきて参考にしつつ程よくパクればいい。
他人のシナリオのパクリはどんな危険があるのかわからないんで「僕のシナリオ」だけにしておいて欲しい。良い子のお約束だぞ。

僕の作品は基本的にパクりおkとしている。
創作の1~7割は大抵ビッグバネイト(要はパクリ)だし、8割以上パクってるとかいうディスビッグバネイト起こしてなきゃいいよ。

まあパクリ警察に「Kidusさんのシナリオパクッてる!」とか怒鳴られてもぼかぁしりません。怒鳴られたらまあこのnoteでも見せたらいいんじゃないですか。印籠のごとく。

……すごい話が逸れた気がする。話を戻そう。
大体シナリオ背景の形式としては、言い訳を含みつつ
「こいつが黒幕」→「なぜならこういう理由があったから」→「だからこそPC達は事件解決のために動く」
という流れで書けば、そこまで失敗はないんじゃないかと思う。

ギャグシなどの場合はこのシナリオ背景の部分は結構雑に作っちゃっていいです。クトゥルフ神話TRPGとかなら適当に神格あげて「こいつがやりました(デカい顔)」しとけば大体許されるはずだ。

「文章量はどのくらいがいいんですか?」って質問が来そうなので、ここではっきり言っておくが、ほぼシナリオによる。シリアスならまあまあ長くなるでしょうし、ギャグシなら一行なんてザラですしおすし。
自分が納得できる背景になってればそれでいいと思う。

とはいえ指標としては、どれだけ長くてもpdf2枚以内に収まるようにはしている。(※シナリオファクター(要因)を除く)
長すぎて読むのアキタ……とならないように、簡潔的に言い訳をしている。

で、シナリオファクター(要因)の方で、背景には書き込めなかったこまかい設定などを記載している。読み飛ばしてもいいけど読んでおくとキーパリング楽になるよっていう裏設定みたいなやつ。べつに書かなくてもOK。

そんな感じでシナリオ背景をある程度書けたら次のフェーズに行ってもいいと思う。ポイントは、ここで完璧を求めないこと。あとでシナリオ書いてるうちに微修正入れるんだから。6割できてりゃ万々歳だ。

▍3、物語の流れの大枠を決定する

構成、構成、構成の時間。面倒くさくも楽しいフェーズ。
ここをしっかりしているといざpdfに落とし込むときにぐっと楽になる。
めんどうくさがらずにいこう。……あ、自戒を込めて言いました。

ストーリー性のあるシナリオを書くときは、この大枠の流れは大事に作っておくと間違いがないと思う。けっこう時間がかかる部分だ。

一方で脱出系のシナリオの場合は「これがどうなったら脱出できる」というアイデア、ないし大枠が決まればするっと書けるはずだ。

ケースバイケースだとは思うが、初心者の方は短めの脱出系シナリオを書くのがオススメだ。自分でもシナリオって書けるんだ!って自信が付きやすくていいと思っている。

▍ストーリー性のあるシナリオを作るときに決めたい大枠
【シナリオのはじまり】(どんな雰囲気で始まるのかを考えてみる)
【どんなことがあってPCが巻き込まれるか】
(シナリオ背景を読み返しつつ、PC達がどんなふうに巻き込まれるか考える)
【探索の内容】
(長さにもよるが、どんな探索個所があるかを考える部分)
【シナリオのエンド分岐】
(探索の内容を踏まえて、エンド分岐を考える)
【エンディング描写】
(エンドによって、どんな描写があるか考える)

それぞれのセクションを、大枠とはいえどしっかり書いておくことによって後の細かい部分を書き込むときにラクになる。
箇条書きのほうがおそらく書きやすいかと思いますので、箇条書きで書き連ねてみるといい。

ケースバイケースにはなるが、長編になればなるほど長くなる&増える傾向があると思います。まずは3か所くらいから始めて、増やしたかったら増やす形でもいいかもしれない。

ストーリーベースのタイマンシナリオの参考ならこちら。

2PLの秘匿HO(設定)シナリオを作ってみたいならこれもオススメ

うるせえ、こってりした大人数(3~4人)の秘匿モノが作りたいんだよ!っていう人はこれを参考にするのもいいかも。

▍脱出系シナリオを作るときに決めたい大枠
【シナリオのはじまり】(大体目覚めたら白い空間にいたり、何かのきっかけで閉じ込められてしまう)
【探索の内容】(謎を解くヒント・ピースを各部屋にちりばめる。大きく分けて3~5部屋くらいが書きやすい……かも?)
【シナリオのエンド分岐】(探索の内容を踏まえて、どんな行動を取れば正解か、不正解かを考える。場合によってはロスト時も考える)
【エンディング描写】(正直細かく考えなくてもいいし、省略してもいい。脱出できた、という事実を書いておけばなんとかんる)

脱出系シナリオ、少し頭はひねることになるが、そこまで難しいことはしないですしおすし。
謎の解決につながるピース(情報)をそれぞれの部屋に隠しておいて、それをPC達に見つけてもらって紐解いていく形になるので。

なのでこういう部屋(探索個所)を作ろう!というのが決まっていればすごく簡単に書けると思う。
密室系のクローズドなら、僕のこの作品が参考になるかなと。
少々ストーリーチックではありますが、原型としては密室からの脱出シナリオなので。

そんな風にして、だいたいの大枠と流れが決まったぞ!となればいよいよ細かい部分を詰めていくことになる。このままれっつごー!ワーイ!

▍4、本格的に詳細を詰めていく

ここからは詳細を詰めていきながら、pdfに直書きするフェーズ。
officeソフトは生憎持っていないので、僕はgoogleドキュメントを愛用させてもらっています。出力も簡単・便利なので、お金がなければ素直にgoogle先生の力を借りましょう。

詳細を詰めていく時点でほぼ完成形にもっていくので、本フローでは書き方の形式をざっくりとまとめておく。正直初めて制作するときにどんな形式でかけばいいのかの説明が欲しかったんだよなあ。

▍*探索時の形式例
【探索部屋の名前】

(ここに探索部屋の描写を書く)
▍探索可能箇所
(「・」で区切りながら、いくつか書いていく。例えば「・机 ・棚」など。以降は【探索可能箇所の名前】で統一する)
【探索可能箇所の名前】
(軽く描写を書いておくと親切。KPやるときもラク)
▍≪技能の判定≫
(成功と失敗の描写を書いておくと多分親切。成功描写だけでも正直大丈夫だと思う)
▍(NPCが居れば)NPCとの会話例
(基本的にQ&Aみたいなやつ。PCにされた質問にはこう答えるといいよって鍵括弧で説明する奴)

▍セリフ・対話などの形式例
・わかりやすくするならNPC名+「」で書いていく。
・長すぎるな……と思ったら「▽RP反応」とかでPC達の反応を伺うタイミングを入れてみるといい。勿論反応が欲しいときにも入れていい。
・次の描写に進むときに、区切りをわかりやすくしたいのなら「▍一通り描写が終わり次第、以下描写へ」など書いておくといいかも。

(例)
アキラ「次の依頼は資料に書いてある通りだけれど……頼めるかしら?」
▽RP反応後(肯定したあたりなど)
アキラ「よかった、実は手が空いてるのが{PC}さん達くらいしかいなかったものだから助かったわ」
アキラ「何か困ったことがあれば、気兼ねなく連絡を入れて頂戴」
アキラ「私からは以上よ」

▍▽RPが落ち着き次第以下描写へ
こうして{PC}達は、アキラから受けた依頼を解決するため行動をすることになる……。

とりあえず適当にここで考えた一例ですが、だいたいこんな感じ。

探索の形式やらセリフの形式を繰り返していけばまあなんとかなると思う。
困ったら僕のシナリオをパクりなさい。参考になさい。僕は怒らんから。

これをエンディングまで繰り返しながらシナリオの詳細を詰めていきます。
色んな方向に向かうPC達を一か所に集めるために強制イベントとか挟んでおくとシナリオ制作もラクになると思います。個人談ですが。

詳細を詰めるコツとしては、大枠を作るときにしっかり言語化しておくことに集約されると思います。シーンとシーンをつなぐシーンがどうしても思いつかないことが常ですから、ある程度大枠を考える際に決めておけばここはスムーズにやれると思います。

僕はいつも大枠作るときにガバガバで作ってしまうので、この場所で躓きがちです。そうです、今ここで自戒を込めて言っています。(n敗目)

完成したら一旦出力してみましょう。形になってるのを見るのは、なんだか元気が出るので(?)
googleドキュメントなら「ファイル」から「ダウンロード」をクリックして、お好みの出力形式で出力していけばOKです。基本的に「PDF ドキュメント」「書式なしテキスト」の二つを出力しておくと親切だと思います。

シナリオの制作についてはここで一旦終了です! やったね!!
でも頒布する、プレイをするとなると待っているのがそうですね、ココフォリアの制作です。めんどうくさいけどしっかりやればもっと刺さるモノになるやつです。

▍5、シナリオ完成後、ココフォリアを作る

お部屋。誰しもが作るお部屋。
折角のお部屋なら凝りたいところですよね。(人にもよる)
頒布形式(と親切心)によってはお部屋のデータファイルもここで作ることになります。データファイルの出力についてはココフォリア様に課金するコースになるので今回は省略します。

お部屋の作り方は千差万別ですし、ココフォリアに関してはいろんな初心者講座があるのでそちらを参考にした方が健康にいいと思われます。

ここでは僕がやってる方法をざーーっとご紹介します。詳細なことについては餅は餅屋理論でココフォリア制作に特化した講座を見てください。

  1. 前景画像と背景画像を設定する

  2. シナリオのシーンにあわせた画像を引っ張ってきて前景画像に設定していく。(頒布する場合は正直規約諸々を考えるとAI生成に頼った方がいい)

  3. 2で作ったシーンに合う音楽を設定しておく(2と同時並行でもOK)

  4. キャラクター駒を準備する。いあきゃらから作ると便利

  5. 必要があればカットインの設定をする(基本的に作らなくてもOK)

だいたいこの流れで完成します。
めちゃめちゃオシャンなココフォリア部屋を作りたい!でもムリ!!!!って人は僕に声かけてください。モノによりますが有償で受け付けます。

エトワールの音楽理論
MP. Letter
水曜だけの科捜研
ごめんね、マイヒーロー

こういうエモいやつは大体クリップスタジオとかで一枚のパネルを作ってそれを乗せるだけでいい感じになるようにしています。

ここまででいい出来になったら次のフェーズへ。

▍6、最終確認後、テストプレイ

pdfもココフォリアもばっちり!
おめでとうございます。ほとんど完成です。

残すところはテストプレイになります。
ぶっちゃけテストプレイをせずに投稿しても問題はないですが、テストプレイを通して新しく追加したい描写だったり裏設定が生えたりするのが面白いので、よければテストプレイをしてみましょう。

テストプレイをしてくれる人がいない場合は、
1、SNSでテストプレイ募集をする
2、一人でテストプレイを行う(正気を疑われる)

この方法でテストプレイ者を探すか一人で乗り切りましょう。

僕が再起したてホヤホヤの時は友人が一人もいなかったので「2」の方法でテストプレイをしました。大抵の人はムリって言います。なんで。
KP、PL、PCを全部一人でやりながらのテストプレイも面白いぞ。

テストプレイの時は気兼ねなくできる人達とワイワイしながらやるといいかもです。初めましての人しかいない卓でも「テストプレイなので詰まるところもあると思います、温かい目で見てください」と一言添えればPL様側もあったかく対応してくれることでしょう。

そうしてテストプレイ中にシナリオを書き変えつつ、加筆修正を加えて本当にシナリオ完成となります。お疲れさまでした。

頒布したい!!!!!!!という人は次のフェーズへGO!

▍7、頒布をしたい場合、頒布・公開準備をする

いよいよ、頒布・公開になりますね。
無料で出す場合は特に問題なく普通に出しちゃっていいんですが、「有償頒布」の場合は注意が必要です。

有償頒布をする場合、TRPGライツ事務局で「SPLL(スモールパブリッシャーリミテッドライセンス)」と呼ばれるものを取得しなければいけないからです! 方法はめっちゃ簡単なのでご紹介します。

SPLLを取得するサイトに飛んで、「SPLL申請フォーム」から完成した作品の申請を行います。
↓ここから飛んで下にスクロールすると「SPLL申請フォーム」というリンクがあるのでそこから申請します

申請方法をざっと見た後に、申請フォーム(googleフォーム)のリンクを踏んで、各種要綱を埋めていきます。
恐らくpdfでの頒布になると思うので、電子出版物のくくりでOKです。

要綱を埋めて送信すると、数日経って事務局からメールが届くと思います。そのメールから契約書に必要な事項を書いて返信します。

返信後数日経ってSPLLの承諾ロゴが届くので、ロゴを目立つ位置に貼って、完成です。やったね。

そして頒布前か後に事務局に作成したシナリオを添付ファイルで送付して任務完了です。やったぜ。

あとは頒布するときにBoothは商品名にSPLL番号をちゃんと書き、「TRPGライツSPLL」のタグを必ずつけておけばOKです。

最後に頒布サイトに概要やあらすじ、トレーラーなどなど準備して書いて、投稿!頒布!!!といった形になると思います。

是非自分の作った作品を公開して、沢山の人に遊んでもらいましょう!

さいごに

TRPGシナリオって書くの、大変!!
ただ、完成した時の喜びはひとしおだと思います!

是非是非このnoteを参考に、シナリオ制作にチャレンジしていただければと思います。さあ、君の妄想を言語化して、まとめて、世の中に出すのだ!

皆さんのTRPGシナリオ制作がもっと楽しいものとなりますように!
応援しています!

そいじゃまた! よい一日を!

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