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第57号 2024年10月
燃え尽きたぜ。
■8月に自転車で琵琶湖を一周しました
「よし!琵琶湖を一周しよう!」と思い立ち、ネットであれこれ調べて自転車で一周チャレンジを試みた。思い立ったら吉日系の考えなので、多少の準備不足でも行くと決めたら行きます。
自転車はレンタルで現地調達し、事前にYouTubeで自転車のマナーや注意点などを一通り学習して挑んできました。1泊2日で10時間程度という事前情報だったのですが、休憩含め18時間の長期戦になりました。
■ 初日はなんとか予定通りだったが
初日はびわ湖浜大津の自転車レンタル屋さんからスタートし彦根の宿まで。琵琶湖一周が200kmで初日で60kmくらいでしょうか。この調子なら次の日に朝一で出発すれば余裕だぜ。みたいに考えていたわけですが、私が読み違えたのが、前日の疲れが凄かったこと。
いやぁ2日目は朝6時頃に出発したのですが、7時頃には既にぐったりモード。2日目の朝で、彦根周辺の神社で、あしたのジョーの「燃え尽きたぜ」状態になっていたわけであります。
それでも何とか歯を食いしばり午前中の工程を終えたのですが、そこからがまたしんどい!と、そんなこんなで2日間で18時間。幸い天気が最高で、すがすがしくはありましたが、それを上回るしんどさでした。黙々と自転車のペダルを漕ぎながらぼーっと考えていたのは、「目標の大切さ」でした。
琵琶湖を一周するという明確な目標があることが、心の支えになり動く原動力になるということ。これ、目標が無かったら2日目の午前中に、あしたのジョーの「燃え尽きたぜ」になる前に止めて、帰路についていたと思うのです。そこを踏ん張って、一周まわり切ったのは、明確な目標があったから。
仕事の話に転換すると、経営計画の大切さを強く感じました。琵琶湖一周が長期計画だとすると、彦根で一泊するというのが中期計画、途中どこで休憩して、何時までどこまで行くかを考えるのが短期の計画。みたいなことを、ひん死の状態になりながら空想していたのでした。