簿財受験体験記④(1月~3月末まで)

年末の受験勉強を乗り切った皆様お疲れさまでした。
いよいよ年も明けて本試験まで7か月となりました。
受験を検討している方々にも、なんとなくイメージを掴んでいただけると幸いです。

今までの記事(簿財関係)

簿財受験体験記①
簿記論 自己採点
財務諸表論 自己採点
簿財受験体験記②
簿財受験体験記③

1月からの勉強内容について(簿記論)

簿記論は新規論点である、建設業会計(受注制作のソフトウェア)や、既存論点の中でもリースの細かい論点(維持管理費など)を学びました。
このあたりになると、過去の本試験で出た論点を押さえに来る感じなのかな?と思います。
個人的には本試験で1,2点の点数を上乗せするためにも、このあたりの論点もしっかりやっておいたほうがいいのではないかなと思います。

というのも、勉強して取れる点数にしてみれば1,2点ですが
本試験でいざその問題が出た時にかける時間の短縮、パニック防止の点からすると、コスパとしては悪くないと感じるからです。
正直お守り代わりではありますが、やっておいて損はないのかなと感じています。

1月からの勉強内容について(財表)

財表については、試験範囲が年末までに終わっていないため、1月以降も講義が継続されます。(やや理論のボリュームが増える)
なので、勉強方法も同じです。
ただこのあたりまでくると、理論については先も見えずかなりお腹いっぱいの状況なんじゃないかと思います。
また難解な論点(連結など)も出てきて、正直理解に苦しむ場面も多々あると思います。
ただし、ここで手を抜くと後々が苦しくなるので、もはや丸暗記でもいいので学習を進めることをお勧めします。
私も最後のほうの論点はいまだに理解できてないです。

理論のことばかり書いてて申し訳ないのですが、財表の軸は計算です。
計算で点数を取ることができれば(理想は30点台後半以上)、かなり楽になると思います。
私は、簿記論をやっていれば財表にもかなり応用が利くと感じていましたので、財表の総合問題は簿記論よりはペースを押さえていました。(週に1、2題)

勉強方法、ペースについて

勉強方法として、以前のものと変わりません。
この頃になると、理論をどうすればいいのかという不安がわいてくると思います。
私の優先順位は以下のとおりでした。
① 簿記論、財表の宿題をこなす
② ①の間違えたものをやり直す。
③ 簿記論の総合問題を行う。
④ 先週の範囲の理論を覚える。
  机に座っている時、スキマ時間を活用する。
⑤ 財表の総合問題を、最低週に1題としてノルマをこなす。
 (①でやっていれば、⑤は行わない)

またこれに加え、理論の既存案件も空いた時間に覚えるようにしていました。
とはいっても、1/3くらいしかできませんでした。

3月の過ごし方

2月末に最後の確認テストがありました。
3月も講義は続くのですが、正直過去の論点の復習を行うには
ここを逃すと厳しいです。
というのも、4月中旬以降は実力判定公開模試(実判)、直前模試、予想模試、そして全国統一模擬試験(全統)があり、準備と復習に忙しいからです。

3月のうちには実判の試験範囲が公開されるはずですので、できるだけ早めに、次々と対策・復習をしていくのが吉です。

いいなと思ったら応援しよう!