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残業代がついてないんだけど?|残業申請してないから?
残業を事前申請制としている会社は、比較的多いように思います。
なぜ、事前申請にするのかというと、従業員の勝手な居残りでの残業を抑制する意図からでしょう。
毎月○○時間分(○○万円分)の残業手当をあてにしている って社員はいると思います。(自分の会社員時代にも一定数いましたから)
そういう人たちが、何の根拠(業務量や必要性)なく、今日は1時間残業しよう って感じで、ダラダラ残業が発生します。
これは会社にとってはコストアップのほか何物でもありません
「働き方改革」とか「生産性向上」など言われている時代に逆行していることになります。
そこで、残業を申請制にすることによって、本当に必要な残業(コスト)なのかを検証することができます。
それにより、本当に必要な残業だけになりますので、当然コストダウンにもつながり、生産性も向上します。
ただし、残業代をあてにしている人たちにとっては、面白くないですね。
だって、給料が減ってしますから。
そこで、会社は残業が減った人とか残業が無かった人へ『ノー残業手当』みたいなものを支給して、残業を減らすことを奨励すれば良いんではないかと思います。
「それ、本当に必要な残業ですか?」
あっ⁉ 本日のタイトルの回答になってませんでした?
会社側には、従業員の労働時間を把握算定義務があるため、申請制にしていたとしても、残業している状態を放置(見て見ぬふり)していた場合は、”黙示の承認” となり、残業代は発生することになります。
本当に必要な残業なのかを見極めるために、部下の業務内容や進捗状況を日ごろから把握しておくことが上司にとって大切です。よね。
無理やり感は否めませんが、まとめました。