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業務命令|”タテの関係”
前回、タテの関係について、少しふれました。
今回は、タテの関係で重要な、【業務命令】について書いていきます。
『業務命令|タテの関係』
会社は、経営を合理的に行うため、労働者を適正に配置し、必要な業務上の命令を発し、指示を与える権限を有し、労働者はそれに従って業務に従事しなければならない。
簡単に言うと、
”働きます!”と言って、会社に入る(労働契約が成立)と、働く人は
”私が持っている労働力(知的・肉体的能力)を提供します!”
それに対して会社は ”労働力を提供してくれたので給与を払います”
という関係になります。
働く人の契約内容は、”私は、会社の命令に従って労働力を提供します”
となっているため、(労働契約とは、そういうものです)
会社は、利益を出すため、働く人に、どの仕事をしてもらうか(配置)、また、どのように仕事をしてもらうか(指示・命令)、の権限があるということになります。これが【業務命令】の根拠です。
ただし、何でもかんでも命令できるってもんではありません。
会社や働く人の仕事の内容から、かけ離れている命令はダメです。
パワハラとかモラハラとかになっちゃう可能性があります。
【業務命令】= 仕事の範囲内での指示・命令
以上です。